2024年、そろそろ結婚式の準備をしようと重い腰を上げ、人生初のブライダルフェアなるものに行ってきました。軽い気持ちで行ってきたのですが、新しい発見や反省が多かったので書き留めておきます。
重い腰を上げて行ってきた?
冒頭に書いた「重い腰」というのは文字通りで、私達夫婦にとって結婚式というのは世間一般的なキラキラ感とはだいぶ遠い所に位置している感覚でした。
なぜ重いと感じていたのか
入籍からまだ半年ちょっとですが、妻と交際を始めてからは7年目、同棲してからは6年目と一緒に過ごしてきた時間が長いです。入籍前からなんとなくこれからも一緒にいる前提でいつも話をしていたので、入籍の前後であまり境目を感じないまま今に至ります。
それ故に私達は、結婚式や結婚指輪は「自分達のためなら別にいらないかな」という考えが強かったです。
指輪はなんだかんだ理由があって用意したのですが(これも後で書き起こします)、結婚式については家族や知人のために行うにしても、その手段は別に結婚式でなくてもいいと思っていました。
そんなこんなで入籍から半年以上経ってからも、結婚式のことはお互いに話題に出すことはほとんどありませんでした。
結婚式を計画することになったきっかけ
結婚してから、やはりお世話になった周りの方に感謝を伝えたり、特に両親には自分の成長を支えてくれた仲間を知ってほしいなという思いが私達にはありました。
それをどうやって実現するかは色々方法があると思って模索していたのですが、なんとなくこんな時間が作れたらなあというざっくりイメージはありました。
私達の言葉でみんなに感謝を伝えたい
ゲストが心から楽しいと思えるような時間にしたい
美味しいご飯でおもてなししたい
考えれば考えるほど「解はカジュアルな結婚披露宴なのでは?」となっていきました。笑
私の場合は数年前にXでみたCrazy Weddingさんの結婚式がそれに近いもので感動したのを思い出し、最近は自由度が高くて気張らない結婚式もあるんだからとりあえず話だけでも聞いてみようかなと思いました。
そうして2024年という新たな年の始まりに、思い切って進めてみようと思ったわけです。
事前にやったこと・考えていたこと
コンセプト決め
芯がずれると何かと会話はあっちこっち行ってまとまりがなくなるので、自分たちが結婚式を通して「何をどういう状態にしたいのか」というものだけは決めておきました。
ここは一貫して変わらず「みんなで美味しいご飯を囲んで、心から楽しいと思えるような時間を作って、私達の言葉で感謝を伝える」です。
そしてそのためなら無駄なものは容赦なく削り、必要なことは絶対にやると心に決めていました。
情報収集
雑誌はゼクシィが有名なのでとりあえず買いましたが、参考程度に頭に入れておくだけでした。雑誌に載っていて、かつ聞いたことのある名前であれば有名どころであることは間違いないので、そこはチェックしていました。
ゼクシィアプリは会場の比較やブライダルフェアの予約がしやすく便利なので使っていました。
人数規模を想定しておく
人数の規模によって会場の金額や考慮ポイントが変わってくるので、あらかじめ想定しておきました。明確に言語化できる基準で招待する・しないを決定します。
私達の場合は60〜70人くらいになりそうです。
新郎側、新婦側で人数に偏りが出たとしても気にしなくていいと思っていましたが、お互いに同じくらいの招待人数になりました。
異なる雰囲気の式場のブライダルフェアに参加申込する
結婚式の参列経験からなんとなくの雰囲気はわかるのですが、当然参加したことのない形式やテーマのものもあるので、私達にとってのベストを探すためのあたりをつけるためにもあえて異なる雰囲気の式場を4つほどピックアップして申込みをしました。
実は和装って似合うのかも
カッチリしてる雰囲気のほうがしっくりきたりして
全く考慮していない重要ポイントがあるかも
思い込みで早々に候補を絞りきる前に、あらゆる可能性を検討したいです。
初めてのブライダルフェアの感想
ということで本日、初めてのブライダルフェアに参加してきました。
見た目もモダンかつシックで、カジュアルな披露宴もできる、令和の結婚式として人気そうな有名会場です。また夫婦お互いに別々の友人の結婚式で参列した経験があり、雰囲気も過ごしやすくお料理も美味しかったという意見が合致して、まずここなら間違いないと思い選びました。
どんな雰囲気で行われるのかとドキドキしていましたが、8組ぐらいの参加者それぞれに1名のプランナーの方がついて同時に進めていくという形式で、「みんなもこれから結婚式のことを考えるんだ」と思うとなぜか気恥ずかしい感じもしました。
結果としては人数規模が合わずで好みの雰囲気の会場を選ぶことができず一旦見送りという形になりましたが、お料理も本当に美味しく、式場も備品もすべて洗練されていて非の打ち所がほとんどありません。自由度の高さや洗練された雰囲気はドンピシャの式場でした。
反省点
まずは割引の件です。式場側としてはなんとしてでも決めてほしいと思っているので「その場で決めてくれれば〇〇万円値引き」というようなことをします。多少の値引き目当てで納得のしない買い物をするつもりはないのですが、どんなときに割引や値引の交渉ができるのかを調べておかないと、当然もったいない場面も出てくるなと思いました。
次に、会場の下見は隅から隅まで気になったポイントを聞くこと。そしてその準備をしておくことです。会場に着くと当然自分たちの結婚式のメインの部分ばかり気になってしまうのですが、そう何回も確認できるものでもないので親族の待合室や、エレベーターの有無、トイレの場所や清潔さなどは遠慮せずに確認させていただいた方が良いと思いました。その場でそこまで気が回らなかったので、事前にポイントを挙げておくべきでした。
おわり
実際にブライダルフェアに行くと、これも考えておけばよかったなと思うことがたくさん出てきますね。
今回は練習だったと思って、残り3会場のブライダルフェアに参加してきます。続報をお待ち下さい!