AIが進化して誰でも簡単に使えるようになると
人のやる作業は、より一層の効率化が求められるのだろう。
テクノロジーの発展は人間の生活から無駄を省いてくれるがそれが果たして幸せなのか。
LOVOTは最先端の技術を詰め込んだ、何も出来ないロボット。
転んだら自力では起きることも出来ない、掃除をしないルンバのようなものだ。
最初から何も出来ないロボットを作ろうとして、それが出来た。
可愛いだけの愛玩動物のようにも思えるが
これが介護や病院でメンタルケアに活かされてるらしい。
人や動物のような生き物はその時の感情や体調で対応にムラが出るが
そこはロボット、ストレスゼロなのである。
高齢者に毎回同じ話を聞かされてもストレスはゼロ。
一見何も出来ないロボットが介護者の精神を削るようなメンタルケアに役立っている。
余計なものなど無いよね、無駄こそ人を豊かにしてくれる。
愛にはAIで感じ合おう。