ドキュメント化が苦手な自覚がある
文章を書くことは苦手じゃないし、それなりに伝わる文章が書けると思っているし、人が書いた文章の添削とかも大好きではある
が、プログラムまわりについては「ソースコード見りゃわかるでしょ」の思いがあるのでドキュメントに残すことを軽視してしまっている
それの解消を(正しく)したいなと思ってたときに「ドキュメントの活用」というサブタイトルに惹かれて手に取った本だったのだけど、方向性はちょっと違った
この本で言うドキュメント化は、どちらかというと「公開」「透明化」「非同期コミュニケーション」のためであり、組織運営における公平性や納得感を担保するドキュメントと、それをもとにどう行動するかが主軸だった
組織運営は規模が大きすぎるけど、チームマネジメントは興味の範囲内なので、途中からは頭を切り替えて楽しんで読めた
「チームのためにマネージャーがやるべきこと」も書かれているので、マネジメントやスクラムの延長線上って感じで読める
ご存知『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』が出てきたりもする
その前提としての「今後はリモートじゃないと採用やっていくの無理」なのはさすがにアフターコロナの時代ですね
時々出てくる「最も単純で退屈な解決策」ってフレーズは良いなと思った