誰にも言ったことないのだけれど、献立日記をつけている。誰にも言ったことないのだけれど、沢村貞子さんの献立日記に憧れて始めたものだ。ちょうど2年経った。烏滸がましくて恥ずかしくて言えなかったが、しずかな場所でなら言える、不思議と。そもそも沢村貞子さんだって自分の日記をひと様に見られてしまうなんて思ってもいなかったんじゃないだろうか。それが本になったりテレビ番組になったりと。おかげでわたしみたいなのでもその存在を知ることができたのだけれども。始めた当初はノートにその日の献立を記録していた。だが、毎日ノートを広げるのは面倒になり、そのうちにスマホのメモに数日分記録するようになった。
いろいろなやり方を試して現在は献立計画と献立日記が混在した形におさまっている。スマホのメモに今ある食材と生協で届く予定の食材をすべて書き出す。それを見ながら1週間分~2週間分の昼-夜の献立を考える。がちがちに決めてしまう日もあれば、メイン食材だけ書いておく日もある。家族の予定や仕事の予定諸々も一緒に書く。献立計画通りに作る日もあればイレギュラーなことが起こりいきなり変更になる日もある(義実家から大量の揚げ物がいきなり届くとか、お弁当いらない日だったと当日朝言われるとか家族が体調崩すとか←昨日)。その日が終われば献立計画は献立日記となる。スマホなので書き加えたり消したりの修正も簡単。その献立日記を改めて紙のノートに転記している。転記するのは数日おきだったり、一週間ぶんまとめてだったりまちまち。ノートに転記したらスマホのメモから消して、終了。
こうやって書き出すと、なんかめんどくさいことしてるなわたし。でもこれまで続けたなかでこのやり方が一番しっくりきているので、これがわたしの最適解なんだろう。またかわるかもしれないが。