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2025/01/12の新刊ができた話その2

時緒
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公開:2024/12/5

こちらが1冊目の新刊表紙です。今日入稿しました。そして書店委託が始まりました。こちらはウェブ再録本(全21編、うち1編書き下ろし)です。全年齢向け/文庫/カバー付き/178P/予価1200円。タイトルは語りや回想によって過去を再現する映画技法である『ナラタージュ』から。書き下ろし以外はPrivatter+で読めます。でも大分書き直しているので、ちょっと感じが違うかもしれません。どちらかというと手元に置いておきたい方向けです。

通販は上記からどうぞ。

こちらはは2024/10にXやBlueskyに発表した作品群をまとめたものです。同年9月に書いた作品群をまとめた『セプテンバー』よりちょっと分厚いです。『セプテンバー』の通販は下記からどうぞ。

『ナラタージュ』を書いていたのは主に10月なので、12月現在遠い昔の話なのですが、入稿前にチェックしたら思い出したことがあったので書いておきます。

ダン飯のカブミスにはまったのが8月末なので、まだこのときは試行錯誤していた気がします。原作を読み直したり、アニメを見たり、ワールドガイドやデイドリーム・アワーを読んだりして、自分なりのカブミス像を作っていった時期でした。幸い多くの方にXで読んでいただけたり、感想をいただけたりしたので、私って間違ってなかったんだ~!よかった~!と思った記憶があります。ですが、『セプテンバー』も、『ナラタージュ』も、この時期に書いた成人向けシーンがある作品は除外してあります。なんというか、全体に占める割合がちょっとしかない上にそういうシーンがあまり激しくないので、再録して本を成人向けにするには申し訳ない気持ちがありまして…。成人向けシーンがある作品が溜まってきたら、またそういう再録本を作りたいですね。

とにかく毎日書いていたので、なんだかこの時期にあったことはあまり覚えていません。とにかく秋の割に暑かったな…いつまで半袖なんだろう私…そして小説書いてたな…としか覚えてないという有り様です。ソシャゲの周回をしながら書いていたのは覚えています。ソシャゲ…たくさんイベントあって走るのが大変ですね。

ダン飯を読み直したきっかけは9/1のインテ欠席を決めたくらいでした。のろのろ台風が関西に近づいていたころです。私は地方住みなので、家に帰れなくなったらやばい…!でも印刷所様にはもう直接搬入を頼んでしまった!決死の覚悟で行くか?!と悩んでいたら、友人に「今なら発送先変えてくれるらしいよ」と教えてもらって、その申請期限あたりにいろいろと考え、楽しいことないかな…と思って読み返し始めたわけです。楽しいことを探していた…現実がつらくて。ダン飯は全巻揃えてはいたのですが、刊行スペースがゆっくりめだったので新しい巻を読む頃には前の話を忘れているという感じで、あらためて読み返したらカブミス…!これはカブミスじゃないか…!と目覚めてしまいまいした。以前からなんとなくカブミスだなあとは思っていたわけですが、こんなにカブミスだとは思わなかった…すごい…これが原作が最大手というやつ。いつもこんなこと言ってますが、わりと本気なのです。困りましたね。

『ナラタージュ』に収録されているミスルンさん視点のカブミスはよくカブルーくんの体臭に言及しているのですが、これは私の趣味です。なんとなくラテンの香りがする(ウィンクしていたせい?)カブルーくんは体臭もそんな感じだろう…と思いまして。きっといい匂いなんだろうな、エルフにとっては。ミルシリルも嗅いでたし。対するエルフはあんまり体臭とかなさそうですね。性的魅力をひけらかすこともなさそう。これはゆるやかに人口が減っていってるところからのイメージです。

カブミスは年下攻めなので、ミスルンさんには大人の余裕を持ってほしいところもあり、年下の彼氏に翻弄されてほしいところもあり、カブルーくんを振り回してほしいところもあり、いろんな夢が詰まった本になっています。ちょっとでもそういうところがお伝えできればいいな~と思っています。本当はこういうのは後書きに載せるほうが親切なのでしょうが、恥ずかしくてこのしずかなインターネットに書いています。興味を持った方は手にとってみてくださいね。

書き下ろしはカブルーくんが船で旅立つ日のお話です。こう書くと別れのシーンを最後に持ってくるのは何?!と思う方もいらっしゃると思うのですが、完全な別れではないので安心してください。でも船での別れ、というものに私は人一倍魅力を感じていて、とにかくそれを書きたかったので…。船の映画といえばタイタニックがすごく好きです。あれは女性が自立するフェミニズム的文脈でも見られる、というかキャメロン監督もそう意図しただろう映画ですが(ローズが進歩的な精神医学の本を読んだり、芸術にも造詣が深く聡明なのに、女性ゆえに軽んじられ愛のない結婚を迫られているところに、ジャックに出会って新しい価値観に出会うところとかが特に)、カブミスには恋愛しつつもお互い自立していてほしいなって思って…BLという一種のロマンス小説を書いている私ですが、そういうのは忘れたくなくて…。でもカブルーくんはジャックのようには死にません。よかったね。本当によかったね。

とっ散らかってしまいましたが、『ナラタージュ』はこういうことがあって作った本です。お気に召したら幸いです。

@hpink
普段はXとBlueskyにいます。二次創作BLを書いています。 小説:privatter.me/user/_hpink 通販:ecs.toranoana.jp/joshi/ec/cot/circle/2UPA106P8476d16pd687/all