どうしてわたしが寝心地の悪い枕で寝なくてはいけないのかどうしてわたしが泥水のような珈琲を飲まなくてはいけないのかどうしてわたしがつまらない仕事をこなさなくてはならないのか 理不尽に対する抵抗それは怒り 抵抗のない生は川の水のようにさらさらと流されてしまう 流れつく先も知らず流される自覚もなくあれよあれよとあの世へと流れ出てしまう 怒りそれは川に流されないために必要なこの世に根を張るために必要な人が人として生きるために必要な抵抗の名 詩ひらやま詩の所在地