夕暮れに道を歩けば気配に触れる 揺れるブランコ道端のコスモス漏れる窓辺の光 見ることも触れることも叶わぬ人々その残像に勇気づけられる 私がこの世を去ったとしてもブランコは揺れるコスモスは咲き誇る窓辺の光は漏れ出る 見ることも触れることも叶わぬ未来その気配に勇気づけられる 夕闇に家に帰れば明かりを点ける 窓辺から漏れ出るその光はいつかの どこかの 誰かを勇気づける光 詩ひらやま詩の所在地