冷たい空気がわたしを部屋に閉じこめる美術館に行きたいのに 美しい夕日がわたしを街に閉じこめる淡い光に包まれた景色の虜 透明な人たちがわたしを世間に閉じこめるあなたのために生きるつもりはないの 仲良くするならいまのうちわたしを閉じこめるものたちよゆめゆめ後悔しないように なぜならば未来のわたしは彼方の空へと開け放たれる雛鳥なのだから 詩ひらやま詩の所在地