人への興味

うるる
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30歳を過ぎてから、人への興味やこだわりというのがさらに薄れていってる。

元々友達も多くは作らない人なので、本当に気心知れた友達というのも指で数えるほどしかいない。そもそも自分ばかりが遊びや飲みに誘ってる人というのは、自分が一方的に興味を持っているだけであって、相手からすると自分への興味はないものだと思っている。そうなったら友達でいる意味ってないな、と思ってしまう。

自分の考え方は結構極端だと思ってるけど、連絡が貰えない相手に対して「連絡したほうがいいのかな。なんて送ろうかな。」みたいなことを考えるのがストレスになっちゃうので、できるだけそういうことを考えなくていい間柄の人と仲良くしたい。要はいつまでも「かまってちゃん」なのかもしれない。

大学時代の知り合いへの興味

実際、リアルで出会った人たちのコネクションというのが薄れつつある。大学・研究室の知り合い、サークルの先輩や後輩などは社会人になってから数年連絡をとっていたが、ここ最近はめっきりとらなくなった。私から連絡取ったほうがいいのかな、いや前は私が送ったし今度は他の人がやってくれるでしょ、などと考えながら空白の時間が続く。

研究室の人と毎年会えるイベントも以前はあったのだが、コロナでそのイベントもなくなり、現在に至るまでに復活していない。教授らも違う大学に行ったり退職したりしたので、今の研究室で私を知ってる人はもういないだろう。

会社の知り合いへの興味

会社の人とは会社の後でご飯食べたり、お酒飲んだりするぐらいの関係がちょうどいい。それ以上踏み込んで何かをすることもない。退職した先輩たちとLINEも交換したけど、それ以降送ることもほぼない。1人だけいるので、その人とは定期的にやりとりしているけど。

会社の人でも入社して数年は「最近入社した〇〇さんってどんな人なんだろう」みたいな興味関心があったのに、最近は入社した社員の名前すら覚えてないぐらいに興味をなくしている。それはもしかすると「またすぐにいなくなるだろうから」という考えの根幹があるからかもしれない。名前を覚えてて、仲良くしていた人たちはみんないなくなってしまった。

ご近所付き合いへの興味

あとは子どもが生まれて、家族が増えたことで他への興味関心がなくなったのもあるかもしれない。近所の人の名前すら覚えようとしないのは自分でもよくないな、とは思ってる。息子が幼稚園で仲良くしてる友達の名前ばかり覚えてる。

でもご近所付き合いなんて互いに干渉しすぎず、協力するときは協力するの態度で構わないだろう。

インターネット上の付き合い

リアルとは対象的にSNSでは数年前にゲーム垢を作り始めてから、色んな人と交流するようになった。ボイチャをしながらゲームをしたり、イベントを一緒に周回したりすることも多くなった。

SNS上の付き合いなので干渉も最低限になるし、実際に会った人もおらず、自分のリアルを知ってる人もいないので、その人と合わなければ静かに離れることだってできる。そういった意味では非常に楽な付き合いができる反面、「上辺だけの付き合い」になってしまうことも多い。これはまあ仕方ないだろう。

現にこの歳になってSNSで知り合った人と仲良くなりたい!という意思はほとんどなく、シンプルに楽しくゲームの話ができる人を増やしたいという意思の方が大きい。話が合わなければ無理に合わせる必要はなくなる。そういった意味では一番ドライな付き合いをしている場所なのかもしれない。

自分の居場所

先日「キャバクラやガールズバーはカウンセリングやメンタルヘルスケアに近い」というまとめ記事を読んで頷けるものがあった。実際私もメイド喫茶に行ったことがあり、あそこは(下心もあるのかもしれないが)自分の話し相手となってくれる気の合う女の子がいると、それだけでとても楽しくなるし、またお金を払ってでも話したいと思う。むしろお金さえ払えば女の子と話してもいいのだ。

どんな形であれ、自分が居心地の良い場所を作ることは大切で、そうでないところは無理にいる必要はないと思っている。

私が今後出会う人の中で大切な友達になっていく人というは、もうないんじゃないかなと思う。今繋がってる数少ない大切な友達を大切にし、今後も楽しくゆるーく繋がれ人が増える人がいいなとは思っています。

@hsmdlily
社会人/エンジニア/主に自分のための備忘録/考えていたものをうまくまとめて言語化するためのもの