2016年4月に新卒入社してまもなく8年になる会社のお話。
仕事内容
情報システム部門で働いており、主に
社内のシステム開発・メンテナンス
サーバーの構築・保守
ネットワークの保守(構築はほぼやってない)
社員のPC管理・保守
コンピューターなんでも屋さん
みたいなことをしている。最近ちょっとAI技術も触ってる。
社内のシステム開発なので、社内とのスケジュール調整ができていれば締め切りもそこまで厳しくないし、1日の問い合わせも多くない。週3テレワーク、週2出社、ここ数年は定時で帰れることがほとんど。月の残業時間も10時間どころか5時間もないので、プライベートの時間も十分に取れる。
人間関係も非常に良好。職場環境は(自分の部署は)非常にクリーンな職場である。
仕事上の立ち位置
主任、というポジション。課長と平社員の間ぐらい。
年数経ってるからちょっと偉いぐらいで、現状は特に何か任されていることはない。でも逆に8年経って大きなプロジェクトとか任されたことがそこまでなく、リーダーとしての経験も少ないので、そろそろプロジェクトを任されたりしたいんだけど、そうもいかないのが現状。
今の会社の問題点
大きく2つある。
1. 社長のワンマン経営
これが結構厳しい。社長がなんでも首を突っ込むので、ほぼ全部署のMTGに出席して、社長が自分の理想を言いたい放題言う。仕方なくそこの部署は社長のいうプロジェクトを遂行せざるをなくなるんだけど、やはり理想だけではどうしようもいかなくなる問題点が数多く生じる。
大体は「今、その技術は中小企業のレベルで使うのには難しすぎる。お金を払ってそういうサービスを提供している会社から買うのが普通だ。」という結論になるんだけど、「他のサービスに金は払わん。お前らでそれを作れ。」と言われる。当然そんなのが一朝一夕で作れるわけないし、自分たちの環境に合わせようとすると別の問題も生じる。
それを社長に説明するとホントにキレる。そして最悪左遷という名の部署異動が生じる。そうすると大体の社員がそこで辞める。
私の優秀な先輩社員たちもみんなそれで辞めていった。
2. 突然のプロジェクト中止による成果物ゼロ
1.に関連はしてるんだけど、社長がキレると大体そのプロジェクトは頓挫する。なので、一生懸命開発してても社長がキレてプロジェクトが中止になれば、半年ぐらいかけて作ったものが一瞬でなくなったことになる。そして成果物にもならないので、考課のプラスにもならない。これが結構痛い。
一応年功序列の制度で徐々にはポイントが上がっているので、ずっと横ばいになることはないんだけど、加点されるのがそこだけになることが多いので、社長がキレてプロジェクトを中止にする前になんとかリリースしたいところ。
まぁリリースしたところで誰も使うことのないシステムというのも何度か誕生してるんですがね。
そんな大きな2つの問題を抱えながらのんびりと仕事をしている。
現状
結局社長の魔の手がこちらに来れば終了なので、私は今のところは大丈夫。でも、入社したときにいた私の上司たちも残り2人となった。そしてそのうちの1人で入社からずっとお世話になっていたエンジニアの先輩がそろそろ辞めるという情報が入った。
その先輩も社長の意向で別部署に異動させられて、したくもない仕事をさせられている現状だから辞めるそう。
私も知識と経験は積んできたものの、その先輩がいないと古いシステムのメンテナンスが非常に厳しくなることが予想される。古いシステムなので、早く新しいシステムへの移行をしたいところなのだが、それも社長のせいで全然進んでない。
今はなんか部署の細々した要望を、システムに頼らず、小さなプログラムを書きながら解消させているところ。プログラム自体は難しくもなく、数日あればできるものが多いので、私は暇しながらちょっとずつ進めている状況。
転職
転職の条件としては以下になる。
先輩社員が誰もいなくなった場合
社長の魔の手が直接私に来た場合
エンジニアとしての仕事ができなくなったとき
ずっと「転職してやる」とは思ってるんだけど、こんな楽に仕事できて残業も少なくてお金がある程度入ってくる仕事をわざわざ辞める理由もないので、だらだらとしている状況がここ数年続いている。
流石に去年の夏にエンジニアの先輩が異動したときは「転職してやる!」と転職サイトに登録して転職活動してたけど、結局今はそんな気分もなくなってしまった。放置してごめんね、転職エージェントさん。
ただ今年はさすがに終わりが見えてくるんじゃないかと思ってる。去年の夏に占い師さんにも「2025年が大きな転換の年です」と言われたので、今年は終わりの始まりなんだろう。その時になったらまた考えるとしよう。
転職活動したときに「あなたの年齢だとそろそろプロジェクトのリーダーの経験とかないと厳しいですね」と面談で言われた。そんなのはできなかったんだから、そっちで経験させてくれよ。
終わりに
ひとまず自分の頭の中にある現場とこれからの話をまとめてみました。
明日もだらだらと仕事をします。