結城浩
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バトルロワイヤル的な夢を見ている。ふたクラスくらいの人数の男女がバスに乗せられて寄宿舎的なところに連れられていく。高校生くらい。私もその一人である。制服は軍服である。これから訓練を受けて戦地に赴くらしいけれど、目下のところ怖いのは戦地ではなくその団体の教官である。

修学旅行の夜的に、部屋に複数人が押し込められて布団をひいて寝ている。おちゃらけた誰かが部屋の外に出ていくために、教官が怒鳴りに部屋を訪れる。皆はあわてて寝たふりをする。

自分のいる位置をジオラマで確認するのだけれどフラクタル的な山の形でうまく確認できない。と思ったら大きな山と小さな山の対比になってシンプルになったけど、わかりにくさは変わらない。

そうこうしているうちに教官同士の揉め事が起きてどうやら戦地に送られずに帰れるみたいだ。バスに乗って帰るけれど人数はいつの間にかだいぶ減っている。空から隕石が降ってきたのか、敵からの攻撃にあっているのかわからないが帰りのバスが止まる。バスの中はあちこちが土で汚れている。おちゃらけた仲間が乗ってくる。

バスは動き出すが、どこに帰ろうとしているかわからないし、帰り着けるかもわからない。でも特に心配ではない。淡々と成り行きを見守っている。

というところで目が覚めた。

 * * *

全体としては真面目に考えるとかなり危険を伴う場面なのだが、心情として切迫感はない。各場面は先日観た動画の影響が出ているみたいだ。

半覚醒しているときに、最近気になっている自分の仕事のための計算をしているが、複雑な掛け算なのでうまく値がまとまらない状況になったけど、今にして思うと、そんな計算はする必要ないし、そもそも掛け算ではないので、それもまた夢の中のようだ。

昨日、身体を動かしすぎたせいか、筋肉がやや痛い。夢にはその影響も出てるみたい。麻婆豆腐にかけたホワジャオのせいだとは思いたくないな。

@hyuki
本を書く生活が30年くらい続いています。最近は『数学ガール』関連の本をずっと書いていますが、2024年3月に群論の本が出ました。毎週火曜日にメールマガジン、金曜日にWeb連載を配信しています。感想レターは「読みました」だけでも、とてもうれしいので、お気軽にお送りください。他のSNSへは私のホームページからたどれます。www.hyuki.com 〔ゆうき・ひろし〕