短編賞に一つ出していた作品が見事に落ちていた。だめだろうな、と途中で思いつつあったものが落ちたので、でしょうね、と結果を受け止めている。エンタメ合わないなあと書こうとしたら、新潮社の短編の締切が今月27日と気づいて、今回出したやつ直したらいける?いけるか?と俄かに湧き立って直し始めたんだけどどんどん悲劇になってきてつらい。なんでこんなにつらいんだと思いながらダンサーインザダークを思い出し、あの映画一回しか観ていないけどすごく印象に残っていて、あの映画が良かったのだから悲劇にも意味があるんだろうとMacBookに齧り付いている。でも多分私が悲劇的な気分なのは、首を痛めたからだ。すっごい痛かった、昨日は。今日はマシになったけど痛い。この痛みでまた別な話が書けそうなくらい(実際アイディアの断片みたいなものはメモした)の痛み。痛みは憂鬱を引き寄せる気がする。寒いのもそう。おかげで毎日が憂鬱だ。エンタメなんて書けないと思いながらエンタメの賞に出そうとしているんだから私も大概だよな。多分華麗にスルーされる予感しかないけれど、自分のアイディアを捨てるなとパトリシア・ハイスミスが書いていたのを私は覚えている。覚えているんだ。
時々やりとりさせてもらっている鈴木さんが個展をやっているそうなので神戸の近くに住んでいる方はぜひ。鈴木登希雄展 https://tokio-suzuki.net/information/?p=164
鈴木さんの絵は存在の質量というか水分を感じる。あと光。スポットライトのような光のときもあれば、抑えた光のときもある。
神戸、行ったことないなあ。行ってみたいなあ。