こんばんはいあるです、深夜ですね。
今作業が終わったので、筆を取りだしました。
どこから話せば良いのやら。
簡潔に言いますと、平日にシカがかかっていました。それを今日(2/10)にさばきました。
いやいや、平日にかかったシカをどうして土曜日に捌くことになったんだよって話ですよね。
実は、近所の方が罠にシカがかかっていることを連絡してくれていたのです。以前から罠をかけていたことを伝えていました。ただ、その時私は会社で勤務中です。
すぐに猟場に行くのにも3時間ほどかかってしまいます。
お昼休憩中に、ししょーに連絡を入れました。たまたま繋がり、ししょーは午後から見回りをする予定だったので、様子を見ていただけるようお願いをしました。
近所の方曰く、「シカの動きが弱く、長くはもたないしれない」これをししょーに伝え、最悪の場合には仕留めもお願いしました。
仕事終わりに連絡が来て、もう足をついていたから(死ぬ手前の様子だった)、仕留めをしておいた。さらに捌くのも天候からして、なんとか土曜日まで持つかもしれないから内臓出しと身体を冷やしておいたと…!
ほとんどの下処理をししょーにしていただきました。これは労力と時間がすごくかかります。私がやっていても1時間以上かかります。
私のために捌く手前までやっていただいて…本当に感謝しきれません。
普段、ししょーはシカを捌きません。理由は自分が食べないからです。
久々のししょーとの顔合わせに喜びと何か返しをしなければと緊張しましたが、ししょーからは何も持ってくるなと言われ、よく獲れるなあと嬉しそうに言っていました。
さて、ししょーが準備してくれたシカ(ししょーの家にあった)を引き取りに行きました。
あ、見回りですか?特に異常なしでしたぁ!
家についてすぐに鹿を捌きます。
今年初のオスジカです。角がちょこんと生えていました。まだ若いシカでした。
解体自体は3時間程度かかりましたが、罠が掛かっていた前脚一本は全滅。骨が折れていました。背ロース部分と後ろ脚の数箇所に打撲とうっ血がありました。
もともと期間があいているので、肉になるかどうか不安でしたが、できる限り肉になるところは取ってあげたい。自分たちでちゃんと食べるんだ。その思いでナイフを入れていました。
初の角のあるシカです。記念にスカル?にしようと思い、ネットで調べたらめちゃくちゃ手間暇かかることが分かりました。言ったからには頑張ります。
初めて顔まわりの皮剥ぎと肉を取り除きました。眼球が1番怖かったです。これを普段剥製にする人はすごい…
明日以降は、また罠を仕掛けます。
今日のシカの肉づきからして食べるものが少ないようです。かなり痩せこけていました。それでも合計10キロ以上あります。きちんといただきます。
それでは寝ます。おやすみなさい。
また明日。