2/25イノシシ解体完遂!見回りは特になし

iaru
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こんばんはいあるです。

もう月曜の夜、会社終わりに筆をとっています。

昨日の1日もまあ、大変でした。

しかし、ようやくイノシシの解体からパウチまで終えることができました。ほとんど1人で作業をしていましたが、こうなるとは夢にまで思っていなかったので、今後作業時間の参考になります。手伝っていただいた方にはお礼をせねば。

さて、まずは見回りです。特に寒かったので動物たちの動きは鈍いかもと思いましたが、竹林の土を掘り起こされた様子が異常です。まあ筍シーズンに入ってきたんだと分かります。

びっくりしたのが鹿の角が落ちていました。3月以降から角が抜け落ちるそうです。片方だけ、何故か先が齧られていますが、拾い物としてはらっきー。

残りわずかですが、米ぬかを再投入しました。食べるものあるぞーと念じながら。

家に帰り、身体を温めてながらずっと「今日で作業が終わるかどうか」心配していました。昨晩に雪が降っていたため、イノシシ肉も冷蔵庫に入れず、発泡箱に入れておいて良かったです。

昨日までの作業は骨外しまで、です。

つまり、脚以外の部位ごとのカット・トリミング、汚れやスジ取りなどから、調理一回分に使えそうな(真空パックの)大きさに切り分けます。

ただでさえ、大きいイノシシです。一般家庭のまな板をゆうに超えますので、先が思いやられる…ぐだぐだ言っても時間が過ぎるので始めます。確か、時間は11時でした。

ロース、バラ肉、くび、前脚、後ろ脚と行う中で困ったことが1つ。脂身をどちらにつけるか問題。

本来、肉は筋膜で分かれており、刃を膜に沿うように入れると赤身肉を傷つけず綺麗に取ることができます。

ですが、今回のイノシシの脂身はそれほどではありません。バラ肉が薄いのです。厚さは2センチあるかな…くらい。

ししょーに教えてもらったことを思い出しながら、なんとかなる精神で切り分けていきます。

写真は…記念に取りましたが、まぁ見るまでもないかと思うので割愛します。

トリミングで終わったのが17時です。休憩は小1時間。5時間かかりました。

解放感よりも疲れが優ってしまいましたが、残るパウチをしていきます。

なんでも1人でやるってすごく大変です。

パウチだけでも家族に手伝って貰えば良かったですがみんなお仕事です。

少し休憩をして再スタートです。

私の使っている真空パック機は、真空パック用の袋を用いず、自由に袋を買ってきてパウチができるなかなかイケるやつです。調べたら出てくると思います。

ただ、1つアドバイスとして、袋の厚みが0.05㎜以上のものを使うと良いです。袋が薄いと冷気で袋が弱くなり、穴が空いてしまいます。すると冷凍焼けにつながり肉自体をダメにしてしまいます。不安な方は、専用の袋を使う真空パック機を使うとよいでしょう。

あら、本題に戻りましょう。

袋に入れていく中で、一体どのくらいの量になるんだろうと気になり集計してみました。

なんやかんやして、53個の袋に収まりました。肉ひとつの大きさはバラバラですが。

量はりんご箱の発泡箱のサイズがぴったり収まりました。重さは私が踏ん張って持ち上がる程度。30キロとは言いませんが、20キロ以上はあります。こら、筋肉ないやつって言った人出てきなさい。図星です。

パウチしたといっても先ほども述べたように、冷凍焼けや袋に穴が空く可能性があるので早めに使っていきたいところ。

私たちの家族で一年分(他の肉も使っていって)ゆとりを持って使える肉の量で、顔がほくほくです。他の人にもお裾分けできるのでなお良しです。

この3連休は全てこのイノシシに注ぎ込みました。おかげさまで生活リズムがおかしくなり身体の不調が朝出ましたが、なんとか無事終わることができました。

作業時間は…皮剥ぎからパウチまで、片付けを入れると20時間でした。所々手伝ってもらっての時間です。

うん、1人でやるものではないな。なんせ3連休全て使い切ったんだからな。よくやったよ私…ちゃんと美味しく食べるからね。

明日からお仕事とか嫌!って思ってましたが、今日ちゃんと出勤したいあるさん偉い。

今年は29日までですね。有給がとれたので、最後の足掻き(罠を外す)をします。

終わったら狩猟関係の書類を書かないと…

それではまた。

@iaru
はじめましていあるです。 週末に罠の猟師をしています。 狩猟関係のあれこれを筆に取っています。質問等のお便りはお気持ちだけいただきますのでご容赦くださいませ。