文章を書く力が弱くなった。
なぜかと言えば理由は単純で、書く機会が減ったからだと思う。
日々の仕事で定型文のような通知や報告書を作ってはいるけれども、まっさらな状態から言葉を選んで、構成を考えてまとまった長さの文章を書くことを、とんとしなくなってしまった。
かつてはそれこそ毎日のように文章を書いていたし、愚にもつかぬことをつらつらと記しては日記という名前で公開していたりもした。
その、愚にもつかぬようなこと ー 不意に浮かんでくる思考の断片のようなもの ー を、Twitter/Xに呟くようになって何年が経つのだろう。
(元々そんなにしっかりした文を書いていたわけではなかろうというのはさておき、)私の文章力が落ちたとするなら、一因にはこのツールに依存してしまったことが大きいのではないかと思っている。
感情の発散を短文の羅列で済ませるようになって、句読点も140文字の制限の中では使い辛いから省略して、何より推敲をしなくなったから、語尾も言い回しもそれはもう被る被る。
なので、少しまとまった長さの文章を意識して書いてみよう、と。
とはいえどうしたものか、今更blogというのも、いや今時はnoteか、と思案していたところにこのツールが流れてきたので、試してみようかなというのが、一歩目。
観劇の感想も昔は長文で書いていたでしょう、というのを思い出して。
日々の出来事、見聞きしたこと、考えたこと。
心に移りゆくよしなしごとを。
……続くかなあ。