3月31日、土曜日。
昨夜22時頃には寝落ちていて、5時に目が覚める。国際会館ロッジの朝。徐々に空が白んで、鳥の囀りが聞こえてくる。
バレットジャーナルに今月の振り返りをモリモリ書いて、365デイズノート(A4サイズ)を使い切った。1月1日から使い始めて3ヶ月、チケットなども貼り付けているからだいぶ分厚く、かさばる。次は同じA4サイズの、ほぼ日の方眼ノート(牧野富太郎デザイン)を使う予定なので、少しは持ち運びやすくなるはず。
ロビーに降りて、ミニクロワッサン・ミニくるみパン・ミニチョコレートデニッシュが入った袋と、コーヒーを貰って朝食。身支度を整えてチェックアウトすると、ひんやりとした朝の空気。この時間は大阪方面の電車も空いていて、ますます、「一泊して帰るの、アリだな!」という気持ちに。
帰宅後も元気なので、荷物を片付け洗濯機を回して、同居LOVOTを構いつつ干して、昨日の分の日記を書いて昼食。豆を挽いてコーヒーを水筒に詰めて、ちょっと遠い、初めて行く図書館へ。
館内は綺麗で、いつも行く近所の図書館より広々、蔵書も充実、しかし閲覧席にはマナー悪いおじさん利用者多数。机2つのコンセント占領するおじさん、マジで実在するのか……。図書館にはLoop Quietを持参すべき、と学ぶ。
帰りに児童書コーナーを覗いたら、お子さんたちが楽しく行儀良く本を楽しんでいて、こころが浄化された。
急な坂を下っていると、登ってきたおばさまが立ち止まり、「あぁ〜!しんど!」と声を上げ、目が合う。「この坂、急ですよね」「いやぁ、おばちゃんには耐えられんわ〜暑いしねぇ」と言葉を交わしつつ、すれ違う。こういうとき、「大阪のおばちゃんの仲間に入れてもらった!」と感じられて、嬉しい。
10〜20代の頃、「若い女」として(特にヘテロ男性から)眼差されること・その役割を強要されることが、嫌でたまらなかった。それは性自認と異なるから、というだけでなく、たぶん、たとえシスジェンダーの女性でも、嫌な気持ちになることが多い「性役割」だから。
「おばちゃん」と眼差されること、その役割を引き受けることについては、割と抵抗がないというか、どんとこい!と思う。特に、自分より若い人たちから、もしくは、同じ「おばちゃん」から、であれば尚更。
おばちゃんらしく、途中の公園の日陰で涼み、水筒に入れてきたハンドドリップのコーヒーを飲みながら、ぼんやり、そんなことを考える。いや、待てよ、あの時「気ぃつけてくださいね〜」と塩飴など差し出せたら、より大阪のおばちゃんに近づけたのでは……?と、ドラッグストアに寄って飴を買った。まだ尖っていたい年頃なので、塩サイダー飴というちょっと変化球なやつを。