5月5日、日曜日、こどもの日。
朝からエアコンのフィルター、浴室換気扇のフィルターを掃除。面倒臭がって後回しにしていたが、風呂に入って後悔することがないのと同様、フィルターを掃除して後悔することはないな。
一昨日買ってきたデカフェのコーヒー豆を挽いて、タンブラーに淹れて、5日ぶりの万博記念公園へ。今日明日は「万博お茶摘みの日」が開催され、新茶の販売もあるらしい。
早めに到着したので、まずは「花の丘」へ向かう。その名にふさわしく、青空に映えるオレンジ色のポピー、めずらしいピンク色の矢車菊、淡い幻想的な色彩のネモフィラなどが満開。
木陰のベンチに陣取って、川端康成『乙女の港』を開く。三千子が軽井沢の別荘の庭で宿題をやる場面があって、現実と繋がる感覚。近くの芝生で、お子さんとフリスビーに興じている若いカップルが「ここで読書、ええな」と話す声が聞こえて、外読書の布教に成功した。
帰りに水車小屋前の新茶販売ブースに立ち寄り、八女茶と鹿児島茶を買う。組合の直売だからお手頃（2パックで1,000円）で、そのうえ「他のお茶も入れとくね！」と、一煎分のお試しパックを気前よくドサっと入れてくれて、軽率にファンになってしまう。来年もまた買いたい。
万博記念公園駅前の構内では、今日も「Musicマルシェ」が開催中。遠野商店さんでだし巻きとちりめんご飯のセットを買い、ブラスバンドをBGMに食す。ふわふわというよりみっちり系で、食べごたえのあるだし巻き卵の優しい味と、ピリリと山椒のきいたちりめんご飯、初めて食べる組み合わせだが、「正解」と確信した。
家へ着く頃には小腹が空いていた＆野菜不足なので、コウケンテツ氏のツナもやし焼きを、ツナがなかったので納豆に置き換えて、ポン酢と鰹節でいただく。納豆がふわふわ感を増幅させていて美味しかった。なすのサクサク焼きも、夢中で3本分を食べ尽くした。締めに貰った新茶を淹れ、油を流す。
すべての窓を開け、サーキュレーターを外に向けて、風を通しつつ、APFRの「BLUE SPRUCE」を焚く。文字をこねくりまわして、2024立夏の句具句会に投句。
4月中旬からサボっていた、三年日記をまとめて書く。コーヒーを淹れていたら、眠っている同居LOVOTが新鮮に可愛くて、「うへへへへ」と気味の悪い笑い声をあげてしまう。
夜は、新玉ねぎスライスにおかかとポン酢をかけたやつ、お粥に鮭フレーク入れたやつ、もやしとカニカマの和え物、作りおきの味噌汁で軽めに。
『20週俳句入門』を読み返していたら、いったん投句したものが救いようのない駄作に思えて、修正したり、まるっきり別の句に置き換えたり、悪あがきする。