要約:TopstepTV Live (9/17/25)

ichiro_topstep
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公開:2025/9/18

このYouTubeビデオは、TopstepTVによるライブ先物取引のセッションとFOMC(連邦公開市場委員会)のウォッチパーティーをまとめたものです。

以下に、時系列ごとの要約をまとめました。


セッション開始と市場概況([00:00] - [55:00])

  • FOMC会合への期待:

    • TopstepTVのホスト陣が、中央時間午後1時のFOMC金利決定と、その後のパウエル議長記者会見のライブ配信を告知しました[05:19]。

    • この日はトランプ大統領の演説も予定されており、「ジューシーな一日」と表現されました[08:26]。

  • 金(ゴールド)市場の分析とトレード:

    • 市場心理: ライブチャットでの投票では、金のオープニングレンジ戦略として5分足が最も多くの支持(41%)を集めました[06:31]。

    • 専門家の見解: Hog氏は、前日のオープンインタレスト(未決済建玉)が減少していることから、「ロング(買い持ち)ポジションの整理が進んでいる兆候」と指摘しました[10:22]。

    • ニュース: ドイツ銀行が2026年の金価格予測を1オンスあたり4,000ドルに引き上げたというニュースが紹介されました[22:25]。

    • ハウスアカウントのトレード①:

      • アクション: オープニングレンジ(5分足)のブレイクアウトを狙い、金をショート(売り)[20:03]。

      • 結果: このトレードはストップロスにかかり、$175の損失で終了しました[30:35]。

  • S&P 500市場の分析:

    • 市場動向: S&Pは2週間ぶりに前日の安値を更新し、市場の弱さを示唆する動きが見られました[38:48]。

    • 専門家の見解: Hog氏は、現在は限月の乗り換え(ロールオーバー)期間であるため、オープンインタレストのデータ分析が難しいと述べました[37:36]。

  • 原油市場の分析とトレード:

    • 在庫データ: API(アメリカ石油協会)のデータで原油在庫の大幅な減少が報告され、価格上昇の要因となりました[45:50]。

    • 専門家の見解: Hog氏は、日足チャートで重要なレジスタンスライン(64ドル)を突破し、上昇トレンドを示していると分析しました[47:27]。

    • ハウスアカウントのトレード②:

      • アクション: オープニングレンジ戦略で原油をロング(買い)[01:01:33]。

      • 結果: このトレードもストップロスにかかり、約$120の損失で終了しました[03:10:46]。

早朝の取引とナスダック市場の攻防([55:00] - [03:00:00])

  • 個別株の動向: Nvidiaの株価が、中国でのチップ購入禁止のニュースを受けて2%近く下落しました[01:21:25]。

  • トレーダーの心理: FOMCの発表を控え、市場は様子見ムードが強く、商いは薄い状態でした[01:22:04]。

  • トレーダー「Brayden」のナスダック取引:

    • 戦略: 夜間の安値(オーバーナイト安値)更新を狙い、ナスダックをショート(売り)[01:28:36]。

    • 結果: レンジ相場の中でストップロスにかかり、最終的に**$519の損失**で取引を終えました[01:57:53]。

  • トレーダー「Dakota」のナスダック取引:

    • 戦略: 同じく夜間の安値を目指してショート(売り)[01:29:38]。

    • 結果: 小刻みに利益を確定する戦略が功を奏し、$1,003の利益を上げました。彼はこの成功を、より小さな単位で取引できる「マイクロ契約」の柔軟性のおかげだと語りました[02:41:14]。

FOMC発表と市場の乱高下([04:55:00] - [06:19:00])

  • 発表内容: 予想通り、FRBは政策金利を0.25%引き下げることを発表しました[05:49:54]。

  • 発表直後の市場反応:

    • 金: 発表直後に一度急落した後、V字回復し、史上最高値となる3741ドルを記録しました。非常に激しい値動きでした[05:51:18]。

    • S&P 500: 一時的に上昇しましたが、すぐに失速し下落しました[05:53:09]。

    • ナスダック: S&Pと同様に上昇後に急落し、セッション中の新たな安値を更新しました[06:02:05]。

    • 10年国債利回り: 重要な節目である4%を下回りました[05:57:03]。

  • パウエル議長の記者会見での発言:

    • 今後の見通しとして、2025年にさらに0.50%の利下げが示唆されました[05:51:55]。

    • 労働市場の減速を認め、雇用に対するリスクが増加しているとの認識を示しました[05:59:54]。

    • FRBの決定は政治的圧力とは無関係であると、その独立性を強調しました[06:27:34]。

セッション終盤と市場の着地点([06:19:00] - 終了)

  • 市場の混乱: 発表後、ナスダックは約300ポイント、S&Pは80ポイント、金は70ポイントという非常に広いレンジで乱高下しました[07:12:54]。

  • 専門家のコメント: Jack氏は、この狂騒的な動きについて「結局のところ、何も変わっていない」と冷静に分析し、最終的には市場は落ち着くだろうと述べました[07:23:03]。

  • トレーダーの悲喜こもごも: Jack氏は、このようなボラティリティの高い日には「多くの人が大金を稼ぎ、同時に多くの人が大金を失う」と語り、リスク管理の重要性を説きました[07:18:50]。

  • 最終的な終値: S&P 500は、Jack氏の予測に非常に近い6662ドル付近で取引を終えました[07:49:30]。


この配信は、予想通りの金融政策発表であっても、市場がいかに予測不能でボラティリティの高い動きをするか、そしてその中でトレーダーたちがどのように立ち回り、損益を出したかを生々しく捉えた内容となっています。