ザワークラウトをご存知だろうか。キャベツと塩だけで作る、ドイツの酸っぱい漬物である。
酸っぱくなるのはキャベツの葉に付着している乳酸菌の働きによるもので、酢を入れてないのに酢のようなしっかりとした酸味が感じられる。乳酸発酵ってふしぎ。
私は近頃、ザワークラウトを自分で作るのにハマっている。
キャベツと塩だけで作れるシンプルさ、漬物瓶を買わなくてもジップロックひとつだけで仕込めるお手軽さ、やり方さえ間違えなければほぼ確実に出来上がる難易度の低さが気に入っている。長期保存ができるのも嬉しい。
ザワークラウトを作ろうと思ったきっかけは、自分の食生活の改善に繋げようと思ったからである。今までの食生活を振り返ってみて、自分が野菜不足であることに気が付き、少しでも野菜の摂取量を増やそうと思ったのだ。
ザワークラウトにはビタミンが豊富に含まれている。また、増殖した乳酸菌とキャベツに含まれる食物繊維の力でお通じがかなり良くなる。毎日ザワークラウトをちびちびと食べているが、今までになくお腹の調子がいい。
腸内環境はメンタルの調子と深く関わっているという話を聞いたことがあるので、心も体も健やかでいられるようにこれからもザワークラウトを食べ続けたいと思う。
ザワークラウトはそのまま食べても美味しいが、私はパンに挟んだり餃子の具に入れたりするのが好きである。あらびきウィンナーとかチョリソーと一緒に食べるとかなり最高で、ビールが進んでしまう。
ザワークラウトは健康に良いが、それなりの塩分が含まれているので食べ過ぎ注意である。
材料がシンプルで、簡単に作れて、栄養豊富で長期保存もできる魅惑的な漬物。気になった人は、ぜひザワークラウトを作ってみてほしい。作り方は検索すればいっぱい出てくるゾ。