“スクワット”に気をつけろ

idoco_daijiro
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こんにちは、だいじろうです

前回の「主語を揃える」という話題につながる部分ではありますが、今回は「“スクワット”に気をつけろ」というテーマでお話ししたいと思います

みなさんは臨床のなかで患者さんにスクワットを指導することってありますか?

私はかなりの頻度で患者さんにスクワットを指導しています

下肢疾患や腰部疾患はもちろんですが、適応となれば肩疾患の方まで指導することがあります

スクワットの主な目的は大腿四頭筋を中心とした下肢の筋力強化です

が、腰部・骨盤帯のスタビリティと胸椎・胸郭のモビリティも一緒に強化できるので、全身運動としてはかなり良いエクササイズだと考えています

ではなぜ今回のテーマが「“スクワット”に気をつけろ」なのかと言うと、スクワットと言っても本当にいろんな種類のものがあるからです

足の位置に応じて、ナロー、ノーマル、ワイド、サイド、スプリットなどに分けられますし、屈曲角度に応じて、クウォーター、ハーフ、フル、フルボトムなどに分けられたりもします

これの組み合わせとしただけでも、20種類のスクワットがあります

バーを持つとしたら、フロントやバックなどの種類もありますし、その負荷量もさまざまです

さらに、膝屈曲位でキープするなら、その秒数だったり、回数、セット数、レスト時間などなど

考えたらキリがありません

ですが、SNSなどでみる発信の多くはこれらをひとまとめに“スクワット”と表現していたりします

また、トレーナーが理想だと思うスクワットと、セラピストが理想だと思うスクワットでも違ったりもします

要するに“スクワット”には気をつけろってことですね

スクワットに限らず、同じワードでも人によって解釈が異なることは多々あります

少なくとも職場のなかではそういった部分を統一していくことが非常に重要になりますね

臨床研究云々とか、研鑽云々とかよりも、ワードの解釈を統一することの方が重要なのかもしれません(というより、ワードの解釈を統一するために、臨床研究や研鑽があるのかもしれない)

ぜひ臨床のなかで意識してみてくださいね!

それではまた〜

@idoco_daijiro
フリーのPT、ATとして活動しながら、ソフトウェア開発なんかもしてます。気軽に感想レターをいただけるとうれしいです。