原則として苦難に頭から突っ込むのは超楽しいし、するりと達成できてしまうことはおもんない……という精神性である、ということを踏まえたうえでそこから漏れる箇所を以下にメモしている。根幹は根幹として、枝葉末節もまた彼女の心持ちを示唆するところなので要る。
なお、もし原則の方を忘れそうになったら中間1位通過コミュを見ること。どの選択肢でも「苦難こそ幸せ、超越はつまらない」という原則が貫かれていてわかりやすい。
10話でアイドル業を選んだ決め手的理由が明かされている。「かわいくなりたかったから。」
これと関連するかはわからないが、中間前コミュ「リラックスしていますね」選択肢では篠澤にアイドルに向いている部分があるとPに教えられたことを受けて「わたし、アイドルに向いてるところもあるんだ。……うれしい。うれしいって……そう思えることが、うれしい。」と述べている。これは単に苦難の供給源だからアイドル業はうれしい、ということと趣を異にしている。2つ仮説はでき、ひとつはアイドル業への苦難以外の執着があるということ、もうひとつはPにそれを教えられたから (自らの知らない部分を知ることができたから) うれしい、という解釈である。中間後敗退コミュ「悔しくはないんですか?」選択肢と突き合わせると、こちらでは「悔しい……って、よく、わからない。プロデューサーには、申し訳ないな、って、思う。だけど (後略)」と述べていて、8話で見せるような焚き付けられへの反応のようなものはあまり見せていない。となると後者で解釈するのが素直かな、という気持ちはある。
中間2/3位通過コミュ (上から3つ目)「特に評価は変わりません」選択肢について。頑張りはしたので応答が無いとつまらない、で、応答が無いと思っていたらそうでもなかった、という流れだろうか。「えっ?」の解釈はこのあたりだと思う。
中間2/3位通過コミュ (上から4つ目) 「次は1位を目指しましょう」「中間くらいの順位です」両選択肢、ともにここ以外で見覚えのない特殊モーションがあってかわいい。ついでに後者について、上げて落とされるとちょっとむっとする、というところだと思う。感情にせよなんにせよ、落差を検知するものなのでね。
最終前コミュ、どの選択肢でも涙が出るほど共感ができる。うれしい。死力を尽くして、それで掴み取るか――あるいは、まだ苦難の山がそびえ立っていることに直面するか。どちらでもいい。それが、真に最後の機会でさえ無いのなら。失敗したら残念ではある (最終不合格コミュ冒頭) し、死力を尽くしたのだから、悔しいには決まっている。これだってやっぱり涙のような熱になっているやつだ。
最終不合格コミュ「アイドルらしくなりましたね」選択肢「わたし、アイドルになった気がする。」について、これは「職人になる」ぐらいの意味で「アイドルになる」と言っているように解釈した。アイドルらしいメンタリティというものがなんなのかはさておき、「アイドル」としての自己確立が起こって内面化された、というところだろうと思う。ちょうど私が「理系」を内面化しているのと同じだ。
同「あなたには失望しました」選択肢の反応について、これはちょっと面食らったがよくよく篠澤の心情にシンクロしてみるとわりと素直だった。死力を尽くして、それでも上手く行かなくて、やっぱりそれは死ぬほど悔しくて、でもまだ進むべき先が明々白々に見えるのだ、それは嬉しいことで、でも、「失望しました」。いつものリップサービスであるとわかっていてもなお、もうこれはばくはつする。「嬉しすぎて、哀しすぎて、幸せすぎて、すごく苦し」くなる。間違いない。そして克己心発露だ。いえい、流石は私の篠澤だ。
最終2/3位通過コミュ (上から3つ目) 「あなたには失望しました」選択肢ほか、わりと各地で見られる反応として、篠澤が成功したことによってやる気を減耗する→Pが苦心する→それを見て篠澤がちょっと元気になる、という流れがある。たぶんこれはPを「わたしが」苦しめている、というところが楽しくなっている。手のかかる子だ、と思われるのもたぶん嬉しかろう。
最終2/3位通過コミュ (一番下) 「すごいです」選択肢には逆パターンがある。すなわち、Pが素直に「すごい」と言って嬉しがっているところを見て篠澤も嬉しく思っている。この場合、特にギリギリ通過 (1位ではない) というあたりに篠澤的許容ポイントがあるので、その上でコミュニケーションが発生していることそれ自体を喜んでいるのではないかと思っている。「ミステリアス」なんて紹介されちゃってるし、一般に共感はあんまり呼ばなそうな思考回路だから、そうやってPと感情応答ができればきっと嬉しいだろうと思う。
B End コミュには貴重な篠澤のガチ弱音がある。外部に対する責任を覚えてそれを怖がるのは、弱冠14で大学を卒した篠澤らしいように思う。社会経験がすでにあるから、ふつうこの年齢では考えないようなところに目が向いている。もちろん年相応の部分はあるのだが、このような歪みも篠澤らしさではあるに違いない。
C End コミュ「同意できません」選択肢、「あなたの希望には応えたい。」らしい。アッ!!! 「信頼関係」があるッ!!!!
True End コミュに関しての恋愛的解釈は避ける。私には恋愛を取り扱う能力が無いため。少なくとも強度の信頼関係があるということだけわかれば十分……と、したい。
5/22追記: 「気になる様子」(最終前一番上) 、どの選択肢であってもやはり苦難関係ない褒めであれば素直に通るということがわかる。「誰よりも魅力的です」選択肢について、「……急にたくさん褒めるから、恥ずかしい。」(中略)「……私の仮説の正しさが証明された。プロデューサーはやっぱり、わたしが好み。」でやや面食らった。たしかに True でも篠澤の外見がPの好みだろう的発言をしていたが、そちらでは軽く流されていたので重視していなかった部分だ。篠澤はPがフルパワーを突っ込んでいる理由を外見にも求めていそう……だが、「アイドルに向いてない」こととやや整合性が無い気もする。アイドル的ウルトラ美貌を想定しなくともひとびとは恋愛をやっているっぽい、ということを踏まえるとまあいいか。「伸びしろがありそうですね」選択肢、「わたしが、かわいくなったら……プロデューサーは、うれしい?」「とても。ぜひ、見たいと思います。」「そっか。なら……がんばって、かわいくなる。」C End と同様だとは思うが、目標設定をPが嬉しく思うという理由で増やしている。健気だね。
授業コミュには言及することが無かった。ほぼ全て短文だからだ。強いて言えば、「個性的な肩書」の「悠久皇帝」選択肢は貴重な篠澤の呆れシーンがある。
おでかけコミュについて、「アイドルになれる確率」の「100パーセント」選択肢はちょっとひっかかった。がっかりしたが0と言われるよりはやる気出た、と。ここで0と言われることは要するにPが篠澤のことを完全に諦めてしまっていることを意味する。なので、もう見限られてしまっている。そのような状況では挑戦もへったくれもない。だからつまらないと感じるのだと思う。
「みちばた心理学」「チョウに見えます」選択肢について。ロールシャッハ・テストは、結局すっとぼけであることが知られている。すっとぼけと断言したのは、ほぼ勘による判断がなされていたからだ。実証主義的にはあるまじきものだと言える。それを踏まえて、篠澤は「プロデューサーの性格、わかった。ふふ。」と発言した。これは流石にそう引っ掛けているんだと思う。いつもの笑い方もあることだし。そういうジョークも言う子だ。
「メイク10」「別の場所でやりましょう」選択肢。適当に見てたら「待った待った待った待った待った!」ってなってしもた。なんでかと言えば「うん。どこでやる? 邪魔されないところ……プロデューサーの家でもいいよ。」などと言い出しよったからだ。コミュはそこで切れているのでたぶんPは拒否しただろう以上の推測は無いが、信頼がつよすぎる。
「何に似ている?」コミュ、どの選択肢であっても概ね気分が良くなっている。成果にかかわらないところで褒めるなら篠澤のやる気消滅スイッチを押さない、ということだ。これはどっかで使えそう。
「クッキー」「騙されたと思って」選択肢。「プロデューサーがわたしに嘘をつくの、想像できない。頑張って騙されるね。」とのこと。実は軽い嘘ならついていることがある (無理して「失望しました」って言ってる盤面が少しある) が、ガチ嘘だとどうなるか、ちょっとわくわくしている。まずはここを軸に二次創作を書こうと思う。
5/22追記: 「広の好きな色」「ハチミツ色」選択肢。Pが篠澤の瞳の琥珀色に言及したことで篠澤もその色に対する評価を上げている、と見るのが素直だと思う。実際にはその補色っぽい色がテーマカラーに据えられている以上重要度はかなり高そうではある。閑話休題、たぶんこれは恋愛文脈に触れそうな気がする。解釈があんまりうまく行かないので放っておくか、となった。どの選択肢でも「あなた色に染まります」的雰囲気があるのでちょっとつらい。
プロデュースコミュについては以上だ。以下に5/21時点でまだ開放していないコミュをすべてメモしておく。(5/22追記: 「気になる様子」(最終前一番上) 、「広の好きな色」開放のため削除。以下更新時点でまだ解放していないコミュのみとしておく。)
授業コミュ「モチベ上昇」、お出かけコミュ「遊びにいって、そして」「歩いて歩いて」「カフェでごはん」「アイドルの研究」「腕相撲」
以下、親愛度コミュおよびPアイドルコミュ ( [光景] ) についての解釈を行う。先にふたたび断っておくと、私は恋愛を解釈する能力を持っていない。どうやら10話を人々はかなり高く評価しているようだ、ということを踏まえて、これは私が想定している以上に恋愛文脈に属しているのだろうな、という判定がやっとできるぐらいの無能力だ。それが親愛度コミュの最後に用意されている以上、ここを上手く解釈できないのは明らかに片手落ち……だが、できないものは仕方ないのでハンデを承知で解釈を進めることとする。
さて、第1話から。嘱望された将来を擲って云々とPは言ったが、将来というものは自身の能力で掘り崩していく方が楽しいに決まっている。その意味で、嘱望というのは大嘘だ。つまらないものは大嘘だ。だから、わざわざでもなんでもなく、そうしたかったからそうしている。そう解釈した。True End を踏まえると「綺麗だった」という感想をたぶんこのときに得ているのだろうが、「……そうなん?」って感じになった。たぶん恋愛文脈だからだと思う。
また同様に True End を踏まえると、篠澤をプロデュースすることの困難さ (= 楽しさ) をどこかで吟味し、夢よか……楽しいよな……という感情も得ているんじゃないかと思われるが、それはたぶんここではない。ここであると思うにはかなり強めに断っているし、明らかにまだ常識的プロデューサー業への未練がある。10話で「お試し契約なんてシステムは無い」とは言っているが、普通に考えて契約というものは両者合意の上で自由に撤回可能なものなので、「まあ……とりあえずこれだけ押されるなら1ヶ月ぐらいは見てもええか、リスクさえなければ面白そうやし……」ぐらいになっているんじゃないかと見た。
十王家の人間がアイドルの才能を "視る" ことができるということを踏まえると、なんかのキラめき的なものがプロデューサーにも見えた可能性はある……が、そこまで導入すると煩雑なのでとりあえず一旦無視しておくこととする。
第2話。このプロデューサー、生真面目だ。とりあえずでできることを全部やっているし、アドバイスまで (おそらく想定して) 用意している。検診結果とか見られてええんかな……。で、食事はトップアイドル養成ごはんとかいう謎めいたものが出てきた。これについては花海姉の4話で一部紹介されていたが、精神性にはあんまり影響しなそうなので割愛する。……見た感じ過剰に低脂質だし炭水化物 (というか総カロリー) も不足してるんじゃないかという感がある。
で、2話の時点で「……プロデュースを引き受けた今も、あなたのことがわかりません。ただ……1つだけ共感できることがあるとするなら。」「するなら?」「困難な仕事は、とても楽しい。」と言明している。もう分かっていると同義だ。それが徹底的であることを理解できれば、たぶん篠澤の骨子は理解されたことになる。
第3話。ここでの「好き」は流石に恋愛文脈ではない。倉本さんと花海妹が明らかに恋愛文脈として取り扱ったときの反応を見せているので、その後「そうじゃないな……?」と思わせるための前フリになっている。じゃあどういう意味やねんと言うと、「評価値がプラスだ」ぐらいの意で解釈するのがよさそうに見える。一般の類義語には「良い」「かわいい」などがある。
知識欲が旺盛! 私は知識欲旺盛で冷静にめちゃめちゃ知見を要求してくる態度を取ってくるキャラがかなり好きです。「すごい。脚を押してもちっともふらふらしない。」「あとで何度も見返すために、動画を撮影してもいい?」「関節の動きを観察したい。上着とスカートを脱いで欲しい。」このあたりやや早口になっていて助かる。
第4話。ダンストレーナー、別のコミュでも思ったがツッコミにめちゃめちゃ秀でている。篠澤 (とP) が際立つのでありがたい。
第5話。リリース前からわかっていたことの明示なので総括すること無し。強いて言えば、「苛烈なまでの熱量がない」ことは逆に有利である可能性がある。目標駆動で燃え盛る心とともにアイドル星を睨めつけるのではなく、ただ自身の限界を押し広げ続けることが心底たのしいからずっと続けられる、それだけのことなので篠澤には止まるという発想があり得ない。
趣味だから辛くても続けられる、というところには深く同意できる。義務だったら社会的及第点を狙って労力を最小化するだろうからね。私も趣味だからずっとハプスブルク君主国とナショナリズムのことをわかろうとし続けているのだし、理系 / 研究職を志望しているのも趣味が9割と言って差し支えない。趣味のついでに社会的見目が良くなるのなら、幸運にもお得ってことだ。
第6話。たぶんこれが一番マゾ呼ばわりされる元凶だと思われる。まあマゾ呼ばわりしたいならすればいいと思う。そこは非本質的要素だ。……で、一応反論もあって、このマッサージの痛みは有意味な苦痛だ。「全身が、すごく……すごく軽」くなるらしい。喉元過ぎればなんとやらとも言うし、後ろから見て許容可能だということは全然あり得ると思う。「また」も少なくとも私だったら許容するだろうし、私はマゾではないので篠澤もたぶんマゾではない。
第7話。やはりリリース前からわかっていたことの明示再びなので総括すること無し。
第8話。悔しさを焚き付けた。で、「……わからない。負けたりとか、なかったから。」だ。天ク美好き好きクラブの人間としてはもう天を仰ぐしかない。
ところで、アイドル業を指して「大好きなこと」という言及がしれっとあった。この時点でだいぶ内面化している。8話開放条件がなんだったかは忘れたが、けっこう周回が要求されていたはずなのでそこそこの時間が要求されていることは確かだ。
そんでもって「ライブを《《する》》。」当然ながら天ク美というものは意志が強いのだが、対プロデューサーのそれはここにきてようやく発揮されはじめた。その初回がこれというのは随分パンチが強いが、まあそれも嬉しい。
プロデューサーを苦しめておいて「……なんてままならない仕事なんだ。」「羨ましい。」も最高。8話を初見で見たときの私はここでPに完全シンクロして大喜びしていました。思考回路が完璧に一致するって何か恐ろしいものであるかのように思っていた節があったけれど、実際に起こってみるとだいぶ嬉しいものだな、とも。
「なんとかすると言ってしまった……! ぐううううう…………!」←これ私です 楽しすぎる
第9話。で、その解決方法はギャンブル以外にない。「このライブは、いうなればプロデューサーとしての……信用と信頼を担保にしたギャンブルです。二度はできない。」と、半ば失敗する前提で語っている。もうこいつ意地になっている。私だって意地になる。意地でも篠澤の願いを通してやったぞ、もうどうにでもなれ、ってなる。プロデューサーとしての信用・信頼を失えば大損害だ……が、それがどうした。二度目ができないだけだ。もう一度、信頼構築から始めればいい。苦しい道だが、山頂は遠いが、やれないことはない。それが大変な労力を伴ったとしても、だ。
篠澤はPが本当に同類であることをこのあたりを通して確かめているし、私も「分の悪い賭けに勝ちましたから。こんなに楽しいことはない。」に頷きすぎて水飲み鳥になった。ハイリスク・ハイリターンで脳を焼いて、あとは成功するまで試行するコストを支払い続けるだけだ。
第10話。ジト目篠澤は良い。
さておき、私はまったく気にしていなかったがそういえば過去の経歴が云々の話があった。私が気にしていなかったのは、経歴は精神性ではないからだ。肉体が精神性ではないのと同じぐらいの理由で、経歴には興味が無い。私が理系をやっているのでどのあたりの分野が専攻だったのかな、ぐらいの野次馬根性はあるが、訊けないなら訊けないで気にすべくもない。
……でもまあ、この経歴は使っても使わなくても良かったんじゃないかと思う。使わなければ単純に苦難の道はそのままだ。使えば、あらゆるものを総動員して苦難の道をダッシュする形になる。たぶんこれは本当にどっちでもいい。篠澤にとり、経歴ブーストがあろうとアイドル業は茨の道だ。でもまあ、せっかくだから伏せておくっていうのはわかる。公開した後に伏せることはできないし、何より、せっかくだから難易度の高い方を歩きたい。
「かわいくなりたかった。」についても、「ほーん、そうなんやね」ぐらいの感想を得た。なので「いい動機ですね。応援しますよ。」も全く違和感なく、全く同じ温度感で受け止めることができていた。インターネットを見渡すと、ここでなんかひっくり返ったみたいに主張しているひとが散見されたのでそうなんだ……となっている。
本契約の話について、これはたぶん第5話あたりで決心付いたんじゃないかと思う。協議の上契約解除、これはむしろできない契約があったら怖い (呪いとかそのたぐいだと思う) 。で、その上でP側から「一蓮托生」と思って本契約続行、をやっているんだと思う。篠澤だけが「お試し契約」と錯誤している状況だったわけだ。しかしすでにかなりの信頼関係が構築されてしまっていたので、篠澤はやりたい放題やるしPはそれを際限なく受け入れている。美しいね。
恋愛文脈はわかりません、デートって言われても言葉の綾以上の理解が生えてこないので (上述) 。あとはエンドロールの葛城さんと篠澤の色似すぎじゃないかなって思ったぐらい。あと「篠澤……こんなに早口で歌えるほど体力が……そして歌唱力が……」ってなったぐらい。
親愛度コミュはこんなところだ。総括して言うと、篠澤のメンタリティはサービス開始前の妄想めいた考察で9割言い当てていたところがあると思う (少なくとも私はそのように感じている) し、その根幹的精神性を示すことが親愛度コミュの中心にあったので特段新情報は出てこなかった感がある。
[光景] について。3話しかないしわりとわかりやすかった気がするのでそんなに言及することもないような気もする。ただし3話後半のファンの話だけは別だ。それ以外はあんまり。
強いて言えば時系列ぐらいだろうか。ソロ曲ができるのってだいぶ成功してからだと思うので、たぶん10話より後だ。となると、「わたしとの……契約を解除する日?」「違います。」「なんだ…… ……ついに見限られたのかと思った。」は軽いコーレスということになる。見限るとはつゆほども思っていないに違いない、この篠澤は。たぶんPもなんでもない日だったらもうちょい言葉を返してそうだが、どっちかっていうとソロ曲ができたことを伝えたくて言葉少なになっているんじゃないかという感がある。
「ふふっ。無理っぽい。」について、これはたぶんマジで到達不可能なやつについて絶望由来の笑いが出ていそうだ。普通のアイドルの歌い踊りを念頭に置くと、到底そんなレベルには至り得ない、そういうところだと思う。実際には予め到達可能な目標がプロデューサーにより用意されていたが、「それでもプロデューサーとわたしが死ぬ気でやれば」みたいなところは十分にあり、死ぬほどキツかったようだから篠澤的には大満足だと思う。
ファンについて。この考察はちゃんと頭がはたらくときにやらないとだめだ。というわけで今は留保しておく。明日の私が頑張ってくれることだろう。
5/22追記: そういえばサポカのコミュを忘れていた。学マスくんはえらく、登場するキャラで絞り込みができる。現時点で私が持っているカードで篠澤が登場するのは、「わたしたち、やればできる」(補習組の調理実習補習補習) 、および花海姉、藤田さん、倉本さん、篠澤、花海妹のRサポカ (それぞれ「念入りにストレッチ」「枝毛をくるり」「憧れを目指して」「いめーじとれーにんぐ」「お姉ちゃん直伝メニュー」) だ。「わたしたち、やればできる」の「お部屋訪問―佑芽の部屋―」およびすべてのRサポカのコミュは未開放。