日記 (6/6)

ikabomb
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課題があるとき、特に何も課題に対する対処行動を起こさなければ、課題はふつう解決しない。というわけで、私の頭の中にはずっとわだかまっているものがある。恋愛まわりだ。

一昨日渋に投稿した学マスの二次創作文は好評を博した。うれしいね。今現在 (22:33) で1122 PV に109ブクマ。流行りコンテンツに便乗したからという部分は小さくないだろうが、私としては万々歳だ。男性に人気ランキングにも入ったらしい。

その二次創作文では、私が現状できる限りの精密な篠澤エミュレーティングをして篠澤を描いた。6/3の日記にも書いたとおり、私は篠澤に恋愛能力は無いとみなしているから、これは恋愛にはならない。そもそも私にも (現状) 恋愛能力は無いため、もし篠澤が恋愛をやっていたとしても理解できていないのだが、まあそれは置いておこう。結果としては成功したらしい。ということは、恋愛ではないということもあり得る。

さておき、篠澤と篠澤Pの間には、恋愛に至らないものの高度に相互の理解および好感が持たれており、これが相互的に相当程度まで許容を生んでいる。親友的、と言っても良いと思う。

すっっっっごく羨ましい。私にも篠澤にとっての篠澤P / 篠澤Pにとっての篠澤のようなひとがあればどんなに良いことか。人生の同盟者が欲しいというのはそういうことだ。

恋愛のことをわかっていないのでこれが恋愛とどう異なるのかは説明が難しいのだが、少なくとも私が理解できている、ということはたぶん恋愛と本質的に異なることなのだと思う。となると、人生の同盟者を求めるにあたって、異常恋愛至上主義空間としてのマッチングアプリなるものにはまったく期待をできないことになる。

そもそも、私は何を嬉しく思うのか?

こと恋愛文脈において、私はカスだ。それは恋愛を理解できていないためにひとを幸福へ向かわせる道を認識できず、それがために能力を投じて人を恋愛文脈で幸福にすることができない。ふつう、これは外見的には不誠実だとみなされる。能力があるにもかかわらず善を向かないことは不誠実で、かつ多くの人が可能なことについて能力が無いという仮定はなされないからだ。

となると、「恋愛がしたい」というポーズを取ることは私にとり危険ですらありそうだ。そも恋愛がなんなのか分かっていない以上、これは私の中では「アルファがベータをカッパらったらイプシロンしたい」みたいな無意味文を言うのと大差無い。おや、このポージング自体が土台不誠実だった。

以上のことから、私は恋愛をうれしく思うわけではない、ということは明らかだと思う。ではどのような方向を向けばよいのか?

性欲か? 問題外だ。性欲駆動で恋愛ごっこをやりたいと思っているならとっくにやっている。多少傲慢になると、私は合目的的に動くことをよしとする人間だから、もし性欲駆動になりたいのであればそのようにしてとっくに形式的恋愛をできているはずだ。そこまでのやる気を性欲から引き出すことは私にはできないし、どちらかといえばしたくもないことだ。

感情の方を向いてみる。思いつきとして、私はもしかすると好奇心だけを第一義的な感情とみなしていて、その他の感情は好奇心に比べると優先度の劣る、まああったほうがうれしいけど無いなら無いでいいよねみたいなものだと思っている節がありそうだ。見て、知って、咀嚼して理解する、その過程を至上のものと思い込んでいるから、知的好奇心を発露しているキャラクターの言動なんかを見ると大変に嬉しく思う、ということを考えてもそれほど矛盾は無い。

それが意味するところとして、私がいちばん共感できる感情は好奇心のみであって、ほかの感情を至上のものとみなす人とはそれほど相容れない、という可能性がある。異常恋愛至上主義空間においては、たぶんまあまあ致命的だ。そして、本質的に相容れないのであれば、それをあたかも平気ですよみたいな顔をしておくことはだいぶ不誠実度が高いことになる。

う~~~~~ん そもそも私が対人関係の構築において欠陥を持っているということを認めないと苦しい論理展開になりつつある。そういうときには逃げるととりあえず良い。

天才クール美少女ばんざい。正直見てくれはどうでもよく、その精神が美しければ素晴らしいと思います。

@ikabomb
警部、このイカはどうやら文字書きを自称しているようですね。次はどうしますか?