今日から帰省。
ルートは毎度の通り、小田原からこだまで京都まで。小田原ではいつものジャンボに寄ってトザピーを納める。お供はチャイラテ。
■ミステリアスお隣さん
新幹線は、のぞみの全席指定制度の余波でもっと混んでるかと思ったけどそんなこともなかった。
隣の席の、自分より前(東京~新横)から乗っていて、最終的に新大阪まで行ったっぽい方は、性別・年齢共に得体が知れなかった。最初は小学校高学年男子かと思っていたが、トイレに立って帰ってきたときにフッと見たらもう少し年上の女の子にも見え、ちょっと混乱した。周りに関係者らしい大人はおらず、子どものひとり旅にしてははしゃいだ様子もなく、自分が乗った時からずっと寝ていて、落ち着いた雰囲気がミステリアスであった。あんまりずっと寝てるので具合が悪いんじゃないかと、少し勘繰る。主に伝染されやしないかという意味で。寝相が悪くて、広いグリーン席なのに頭を持たせかけてくるからそれもまた鬱陶しかった。ワザと座席を動かして起こしたり、向こうの頭とこちらの肩の位置がずれるようにするなどして回避。
あと富士山が大変良く見えた。
■ガイジンが多い
京都から近鉄に乗り換えるとやたら人が多く、狙っていた有料特急は一杯で、ひさびさにフツーの急行に乗ることになった。車内にもガイジンが多い。京都では珍しくないが、近鉄線に乗って奈良まで移動するガイジンはあまり見たことがないし、なんなら西大寺からもガイジン多めだった。どうした京都奈良。
■実家
実家に帰りつくと、これもまた珍しいことに実兄が先着していた。マ彼は今回用事も色々あろうから、予測していなかった話でもない。この日は何事もなく、ゴハン食べて寝た。
夕食時、兄が珍しく、この町の古い姿のことを気にかけたようなことを言う。そういうメランコリックな感傷とは無縁の人かと思っていたが、彼もそういうウェットな感情を覚える年になったということなのか。ずっとそんな感傷の中で生きている自分はどうなるんだ。