よっぽど後ろ盾が強いとか長くシリーズ化してるとかじゃないかぎり、漫画でもアニメでも完結後は特に音沙汰なしになるものだが、そういうのが令和の今になって公式から再起動!!みたいな話が出てざわめく、みたいな話が増えた。そのたびに素直にうれしい気持ちとオタクとして歳をとったものだぜ…ヨボボ…みたいな気持ちの両方を味わう。
オタクとしての最大熱量が年々低下してきているというのがあり、残念ながら大人になってしまったし昔ほどのパワーがない。つまりは若さが足りない。怖い言葉だ。
そうなるともう全く新しいジャンルに手を出すことに対するハードルはどんどん高くなっていって、一度手触りを知っている作品の方がずっと楽になる。よっぽど新シリーズで新しい展開を持ってきたりしない限りはそんな大怪我もしないし。
思い出がメインコンテンツ、というのはわりと最近?スナックバス江の中のセリフであるけれど、よくできた言葉だなあと思うわけよ。作品自体も好きだけど作品を全力で楽しんでいたあの頃を懐かしむ気持ちが一番楽しいみたいな。すっかり歳をとった者の発言だな、怖いなこれ。
いかんせん完結から時間が経っているからあんまり話題に上げることはなくなっているけど、今でも好きだし…みたいなジャンルをなんとなく冷凍保存ジャンルと呼んでいるが、話せる相手がいればいくらでも語れてしまうみたいなところはあるよね。あまり同じ温度くらいでいられる人というのが見つからないというのはある。私の方が冷凍しすぎてしまっていることが多い。
今好きな作品もいつまでちゃんと好きでいられるだろうかみたいな思いもある。怖いね。
すっかり懐古厨になっているから比較的最近始まった作品で好きなものの話もしますと、おジャンプならカグラバチ、多分数年後には立派な看板になっていると思うのでよろしくお願いしますね。