湯河原と真鶴の旅行日記を書いたら疲れてしまってらしばらく遠去かりました。危ない危ない。
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ガレット・デ・ロワを受け取りに行くためだけに電車に乗る。夜からは我が家で新年おでん会があって気がそわそわしているから、もう一つ予定を入れるとそわそわしたまま動けて丁度良い気がして今日受け取りにした。今年は足取り軽めに都会へ行く気合いで豪徳寺yeriteで予約。行ってみたいお店だったのと四角くて可愛いのと熊淵未紗さんのフェーブが可愛かったのに惹かれて。年末から年始にかけて様々なお店でアナウンスが始まるガレット・デ・ロワ。2〜3台ぐらい購入しようと息巻いていたけどうっかり予約を忘れることが続き、結局この1台で終わりになりそう。可愛いラッピング。

豪徳寺をサッとうろついて14時前には帰宅。スーパーで買ってきた納豆巻き等をパートナーと食べながらノノガの最新話を観る。切り抜かれているパフォーマンス映像はネットの海で漁って観ていたけど、改めて通しで観ると込み上げてくるものがあるね。お疲れさまでした。
わたしたちは超朝型人間だからホムパをやる時は早い時間を設定しがちなのだけど、今日は仕事終わりに来る友人もいて18時開始。普段なら就寝準備をする時間。ノノガを観て30分ぐらい昼寝して準備して、それでも余裕があったから時間に追われなくて済む夕方開始も良いな。
友人が一人また一人とやって来て「いつぶり?」「元気にしてた?」と近況報告で埋まる。やって来た4人の友人は最寄りの路線は違ったりするけど全員10km圏内に住んでいる。でも直線距離は近いのに公共交通機関だと遠回りなことが多く、ご近所と言うには少し遠い。わたしが住込み仕事をしていた頃は休暇で都会に寄る度に友人たちと会うために声を掛けていたから、その頃の方が距離は遠く離れていても会う頻度は高かったのかもしれないなと思いながら、簡単に2〜3年の月日が流れることに驚く。2駅先に住む一番近所の友人ですら気づけば去年の6月以来で慄く。そうゆうものだと知って久しいのに、いつまでも新鮮に驚いてしまう。(何度も同じことを書くと思いますが、ご容赦を。だって驚くんだもの!)
しょっちゅう会って話しているわけじゃないと「あれ〜〜、わたしこの人とどんな風に喋っていたっけなぁ」と分からなくなって、それが少し不安で億劫だったりもしたのだけど、過去どんな風に喋ってどんな会話をしていようが今のわたしは今のわたしの言葉でしか喋れないよな〜って結論に至ると気が楽になった。ので、最近考えていることをバーッと喋る。それで、必ずしも同意や共感をしてくれるわけじゃない友人の存在がありがたいことを思い出した。お互いが考えることを出して否定ではなく並べて観察出来ることがありがたくて刺激的だった。デイビット・リンチの不在もみんなで嘆く。今度は昼間にコーヒーとドーナツを並べて囲む会をやりたいね。

おでんの写真を撮り忘れ食い散らかした宴の終わりしかない。テーブルを囲んだ満足感で撮影。23:30に解散。一足先に眠気にやられて寝室に離脱した恋人の様子を見ると、床にマットを敷いて寝袋にくるまるキャンプスタイルですやすや寝ていた。可愛い。一緒に片付けをして午前1時過ぎに眠る。さすがに眠い。
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やっぱり目覚めはさっぱりしない!仕方ない。膜がかかったような意識で朝食を作り、シューイチでテレビ初出演するHANAのみんなを待ちながら食べる。洗濯が終わって片付けたら即おやつタイムにして、昨日のガレット・デ・ロワを食べる。初めて食べるから味の引き出しに比較対象がなくて分からないというのが素直な反応で、思ったよりも卵の味が強かった。人から貰ったどこかのお土産か、どこかの国で食べたケーキの味に似ているような記憶があるけど曖昧だな。材料は主に小麦粉とアーモンドプードルとアーモンドクリームと蜂蜜で、とてもシンプルで美味しい。けどあともう一つ味を足したい気持ちにもなる。この味を比較対象にして、また来年探す楽しみが発生するね。来年は仲間を集って食べ比べが出来ると嬉しい…よろしくお願いします。どちらにもフェーブは入っていなかったからまた明日のお楽しみ。


恋人はお友達とお茶しに行き、一人で過ごす。集中力がなく本を読む気にはなれなかったので映画を観る。『箱男』を少し観て疲れて、途中だった『マイ・オールド・アス 2人のワタシ』を最後まで観る。ちょっと頂けない部分はあるけど、「最後にごっこ遊びをしたのがいつか覚えてる?」という台詞が印象に残った。最後にするつもりなんてなかったのに、いつのまにか最後になってしまったことがある。しかもそれがいつだったか覚えていない。何がいつ最後になるか分からないから“今を大事にしよう”と感じられる良い台詞。爽やかな物語でした。
それからリンチ追悼で『マルホランド・ドライブ』を鑑賞し出すと眠気に一気に包まれて、寝たり起きて巻き戻してはまた寝ることを繰り返す。夢とうつつの隙間にぴったりな作品だけど、またちゃんと起きて観よう。眠い。さみしい。新作がもう観られないことが寂しい。知っている人がいなくなっていくばかりの世界だと昨日友人たちと話した。