モチベという言葉を使うのをやめようの会 2025

imaimai17468
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公開:2025/11/29

どうも、モチベという言葉を使うのをやめようの会、会員のいまいまいです。

今回は、最近よくイベントで

  • 「どうやって勉強のモチベあげますか」

  • 「どうやって個人開発のモチベを保ってますか」

という質問をよくもらうので、それについて語ろうと思います

対象

  • 自由時間に勉強や個人開発のモチベが上がらない人

    • 勉強や個人開発以外でも当てはめられるかも

要約

  • モチベがないならやるな

  • モチベという言葉を使えてるうちは恵まれた環境にいる

  • 本当にやりたいなら、必要なのはモチベではなく規律である

  • 「やりたい」を人に話すな

  • やりたくないなら、より自由により無駄に時間を愛せ

モチベがない人へ

やりたいことがあるはずなのに、自己の色々のせいでやれない人は「モチベがなくてできない」というだろう。そんな人に言いたいのは

モチベがないならやるな

ということ。モチベがないという言葉をより長ったらしく話すなら

「やった方がいいことだが、やらないと言って直接デメリットがあるわけではない。でもやったほうが今後のためになる。でもやる気が起きない」

ぐらいじゃないだろうか。それぐらいの熱量で自由時間に勉強や開発をするものではないと思っている。ごめんこれは説教みたいな意味で言ったのではなく、その程度の熱量ならおそらくやらなくてもなんとかなろうだろうし、つまらない勉強や開発をしてせっかくの自由時間をつまんない時間で埋めるのは勿体無いということを話したい。

もし一定の技術力以下の人はレイオフされるみたいな通知が出されたなら、きっとモチベなんて言葉をこぼさずに必死で勉強するだろう。そうでないのだから、そのまま頑張ってもナチュラルボーンギークみたいな人間に敵うことはない。

本当にモチベが欲しい人へ

上の文章を読んでイラッとした人もいるかもしれない。「本当に焦っていてなんとかしないといけないが、モチベが湧かないんだ」と。ただ正直そんな人がいたら焦ってんならモチベとか言わずにさっさとやれよとしか助言ができない。

必要なのはモチベではなく規律だ。

その日に何かやるのを決めてやり切るしかない。ここで、時間を設定するのではなく量を設定した方がいい。何か作るのなら作り切り何かを読むなら読み切る。

ここで、「ここまで作る」「ここまで読む」とか途中で切らせず、実用最小限だっていいので絶対に最後まで終わらせることが大事。そして終わらせるまで寝てはいけない。0日で完了の最小単位でいいから成功体験を積もう。

楽しみたい人へ

上の文章を読んで「いや別に辛い思いはしたくないんだよ、楽しんでやれる方法を探してるんだ」という人がいるかもしれない。じゃあもうやるなよと言いたくなるが、楽しむ方法を考えよう。

気持ちはわかる、エンジニアで定期的にみる休日に楽しんで勉強できるタイプになりたいんだろう。当の本人たちは勉強してると自覚してないが。ただモチベがないという人はおそらく、ドキュメントを読むとか、チュートリアルをやるとか、参考書を読むとか、いわゆる勉強っぽいことは完遂できないだろう。

ここまでくると、「なぜエンジニアになったのか」まで遡る必要が出てくる。なぜかって楽しんでできる人は技術そのものが好きでエンジニアになったからだ。そしてここまでモチベがないという人はそうじゃないから楽しくない。

エンジニアになった理由としてよく上がるのは、「ものを作って人に届けたい」みたいに技術は手段で目的のためにやってます系だろう。ただこの理由を挙げる人の一部は、就活のためにこの理由で自己暗示をかけて、実際はただ人気の業種だからとかお金がたくさんもらえるからだという人がいるので、今一度手に胸を当てて考えて見てほしい。

金や人気でエンジニアになることは悪いことだと言いたいのではなくて、ここで変に高尚な理由をつけてエンジニアをやっている風にしてしまうと、努力を続けるうちに自分の本当の志向と向かおうとしている先、周囲の意識の高さとすれ違って苦しくなることを防ぎたい。金や人気のためにエンジニアになったのならそれでいい。

目的のために楽しみたい人へ

目的のために楽しみたいのなら、モノを作りながら勉強を進めることをお勧めする。作りたいモノを作りながら、ドキュメントや参考書を辞書引きのように引いていって、開発を進める。わからないところがあればまた適宜辞書引きする。それを繰り返していたらいつの間にか大体読めてるぐらいの知識量になる。

その後に改めてそのドキュメントや参考書を1から網羅的に読んでみると、意外とスラスラ読めるし「あれこれ前作ったアプリを改善できるな」「これでXXXなアプリも作れる」なんてポイントも見つかったりする。作ったもので勉強する。その勉強でまた新しいアプリを作る。このサイクルが楽しむコツだと思う。

じゃあ作りたいものがないときはどうしたらいいのかというと、お勧めなのは一番のファンが自分になれるアプリを作ることだ。自分が必要だから作るので飽きることが基本ない。それか、身近な人が必要なアプリでもいい。友達でもいいし親族でもいい。なんなら学生なら教授や学生課にどっかDXしたいことはないか聞きにいったりしたっていい。

自分は欲しくないが、きっと売れるだろうみたいな壮大なアプリはお勧めしない。飽きやすいし、結局使われなかったらダメージが大きい。何より勉強途上ならそもそも完成しない場合が多い。

目的連鎖駆動開発と自分を軸にした個人開発をやってみよう。

「やりたい」を人に話すな

「こういうアプリを作りたい」とか、「こういう技術記事を書きたい」とかは、人に話さないことをお勧めする。本当に作りたいし書きたいならもう既にやっているので、やっていない場合、単に勉学の意図だけではなく、多少なりとも承認欲求がある場合が多い。

そんな状態で自分の欲求を人に話してしまうものなら、「凄そうなことをしようとしている自分」を他者に伝えた結果、承認欲求が満たされてしまい目的を達成する確率がガクッと下がってしまうことが多い。

やるまで人には話さず、やり切ってから人に自慢して存分に承認欲求を満たそう。

より自由により無駄に時間を愛せ

ここまで読んで、「モチベは結局ないしやらなくていいかな」という人がいてくれるのなら、人生をもっと楽しむ方法を模索してほしい。

個人的に、Xにいる休日にも技術で楽しんでいる人たちを正と思わずに、業務時間の時点で存分に鍛錬しているのだから、それと同じくらい遊んで人生を楽しんで欲しいと思っている。キャリアは長距離走で、したくもないことをやって精神を蝕んでしまっては元も子もない。

自分語り(飛ばしていいです)

学生時代、1日に18時間とか技術を触っていた時期があった。技術がそれはもう楽しく、授業も食事も睡眠も惜しんで技術にのめり込んでいた。そんなある日、理由は全く覚えていないがふとやりたいことがなくなってしまい、一気にこの世界がグレースケールのようにつまらなくなってしまった。

料理だけは好きだったので、保温した炊飯ジャーを湯たんぽのように胸に抱えながら、毛布にくるまって白米を食べていた。

このままだと技術廃人になってしまうと思ったので、いわゆる一般的なオタク趣味(アニメ・ゲーム・漫画)に取り組んだり、友達と宅飲みしてカラオケして風呂行って大学生してみたり、たまにぼちぼち技術をやっていたりするうちに回復していった。

〜〜自分語り終わり〜〜

ので私は例えYoutubeショートに1時間溶かそうが、最高に無駄で最高に有意義な時間だと思っている。罪悪感は微塵もない。

皆さんも自らの無駄な時間をもっと大切に愛してほしい。

終わりに

無論、休日だって勉強できるならしたほうが偉いと思うし、楽しめる方法を模索して見てほしい。ただ、やることについての意義を考えるのなら、やらないことに対しての意義もちゃんと見出してあげてほしい。

休みを本来の意味で使ってるのに他者と比べて恥じてしまうほど無意義なことはないのだから。

良いエンジニアライフを。

@imaimai17468
24卒 / フロントエンドエンジニア 好きな技術をもぐもぐしています