テキストを打つのにポメラを使っている。
ご存知だろうか。キングジムさんの放つミニマル文筆ガジェット、ポメラである。
A4の三分の一くらいのサイズ感の薄い「ワープロ」というのが一番近いと思う。パカッと開くと、白黒の画面にさっきまで書いていたテキストがノールックで立ち上がる。小さいとはいえ、必要十分なサイズのキーボード。
基本仕様としてはたったこれだけの「デジタルメモ」である。
ノーインターネットなので、webのリンクを入れながらなにか書くとか、ブラウザを別に立ち上げて参照しながら書くとか、そういうことには向かない。
しかしノートパソコンをより圧倒的に速い立ち上がりなので、おれは大変喜んで使っている。当然、この文章もポメラで書いている。
機能としては国語辞典や英和辞典を参照するボタンがある。
また、書いたテキストをwebにアップしたいときはQRコードに変換できるので、それをスマホに読ませてブログにあげる・・・ということはできる(今みたらBluetooth機能もあるっぽいが使ったことはない)。
単三電池2本。めちゃくちゃ軽いので、長い病院の待ち時間なんかもブログがはかどる優秀な子である。
しかしながら、このポメラがもうギリギリである。
そもそも、いつ買ったのか覚えてない。たぶん5年・・・くらい前だった気がするが、その時も中古で買ったのでこの機体のお年がどのくらいなのかはよくわからない。
書く機能的には今のところ大丈夫なのだが、時計機能がおかしい。特に不要といえばそうなのだが、現時刻に合わせてもなんかぶれてくる。なにがどうなってるのかわからないが、寿命が近いことは感じさせる。画面も端々が若干焼けてきており、はっきり言って買い換えを検討してもいい。
しかしここに問題がある。おれのポメラ、完全にブログ用で、現在ポメラを買おうとすると5万はカタいということだ。
そう、ポメラちゃん、大変優秀な子ではあるが結構値の張るガジェットなのである。以前買おうとしたときも価格にひるんで中古を買った覚えがある。
文章で食うとか、年収が2500万あるとか、そういうことであれば躊躇せず買っていいやつなのだが、双方の条件を満たさないおれはものすごく躊躇している。
さらに言えばポメラ、非常に単純なガジェットなので、いろいろ挙動が怪しくても「テキストを書く」という単純なニーズは満たしてくれる。そもそも、辞書機能もたぶん大変に古い。
というわけで、おれはしばらくギリギリのポメラ・・・ギメラを使い続ける。どこまで使えるだろうか。だましだましやればしばらくいける気がする。
ブログの更新頻度が落ちることがあれば、風邪をひいたかポメラがお亡くなりになったかどちらかだと思ってもらえばいいと思う。大好きだけど買うほどじゃない、でもほんとは欲しいし、たぶん無いとブログからは遠のく。しかしブログに5万かけるか?と言われると・・・
実に微妙なラインである。こういうのを我慢できてこその大人だとは思っている。