お好み焼き屋の洞察

imtanization
·

最寄駅の駅ビルの中に千房というお好み焼き屋が入っている。「ちぼう」というらしい。断じて「ちぶさ」ではない。

このお好み焼き屋で働いている人々がなんともゆるりとしていて良いのだ。接客態度が非常にいいとか、暇で話し相手に付き合ってくれるとか、そういうものではない。

共感というのが一番近い気がする。このお好み焼き屋の、おそらくアルバイトだと思われる店員の「一生懸命接客しているが、どことなく雑で、要領の悪い感じ」がとても好きなのだ。

もしかしたらお好み焼き屋で接客するよりもいい仕事があるんじゃないだろうか?もしかしたらアーティストとしての才能があるのでは?などと想いを巡らせてしまう。

そうなると、そんな彼ら彼女らが何者になりたいのかが結構気になる。劇団員とかバンドマンだったら面白いのに。