日記

さわの
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先週末はイベントで(イベントというのは同人誌がいっぱい集まるやつのほう……)、私にとっては3ヶ月ぶりのイベントだった。前回は12月だったんだけど、そのときは友人のお手伝いで入っていたので自分では本を出しておらず、本を出すのは10月ぶりのことであった。

ずっと準備をしていたことが終わってしまうと少し寂しい。今回の本、最初に構想していたときは あんまり手に取ってくれる人もいなさそうだし、自分のために作ろう! と思っていたのだけれど、なまじ準備の時間が結構あったので挿絵をお願いしてしまったり表紙のデザインを考えてみたりと、なにかと凝ってしまった。

イベントの当日は暑かった。私は計画的な部分がある反面、めちゃくちゃ大雑把なところもある難儀な性格なもので、ブックカバーを2種類×30部(計60枚)カバー掛けして、ブックケース30枚組み立てて更に中に詰めていくという作業を当日の朝まで残していた。

当日はテーブルの準備をしてからひたすら黙々と作業をやった。やった、というか、お隣のフォロワーさんといつも仲良くしてくださってるフォロワーさんにも手伝っていただきながら……なんだけど……(感謝…)。通頒分は自宅に残しておこうと思って、今回は一度全部自宅に送ってもらって、会場分だけを宅配搬入で送ったのだけれど、私は計画的なので(?)、宅配搬入の荷物を送る前に会場分のカバーとケースには折り目をつけていた。だからまぁ1時間あれば間に合うだろう!と皮算用をしていた。でも実際は本当にバタバタで、設営完了のツイートもできずだった。申し訳ない。

なんとか10時の開始と同時に(本当に同時だった!「はじまります」のアナウンスの拍手と同時に😂‼️)作業は終わった。それで、その3分前くらいから、いつもツイッターでお話ししている方がスペース前に待機してくださっていて(作業を見られながら……笑)。本当に嬉しかった。人に自分の本を買ってもらえること、楽しみにしてもらえること、読んでもらえること……めちゃくちゃありがたいことだなぁと思う。はじまってからも「楽しみにしてました」とかお声がけいただいたり、お渡しした本をワァー!って言いながら受け取ってくださったり。既刊含めて全部買ってくださったり。二次創作は自分の満足のためだし、自己肯定感を上げる手段を他人に依存しないことというのは普段から自分に念じていることでもあるけれど、それでも手放しに人様から褒められることが少なくなってくる大人、創作の場で嬉しい反応をいただくと軽率に感激してしまう。決して当たり前のことだと思わずに、一回一回に馬鹿みたいに感激していたいな〜と思う。最初の方はバタバタして無配の案内ができなかったのが悔やまれる。次回の戒めにしよう。

イベントのあとのオフ会にいらしているのは、一度はお会いしたことのある方ばかりだった。私は自分がいわゆるコミュ障だとは思っていないけれど、コミュニケーション能力が高いかと言われればそうでもないタイプだと思っているので、幹事をしてくださっている方のコミュ力にはいつも舌を巻いてしまう。人に話をさせる能力(聞く能力)と自分について面白く話す能力は別だと思う。彼女はそのどちらもが優れていて、ただただ感心する。他人に自分を開示することってやっぱり怖いけど、それをモノにすることができたらたちまち強い武器になるな〜と思った日であった。

イベントはすごく楽しくて、参加するとまた次も参加したいなぁと思ってしまう。当たり前だけど皆んな生身の人間で、会って話さないとわからないこともたくさんあるし。ただ、いつもテンパって記憶を飛ばしてしまうので、「次こそは落ち着いて大人の対応をしたい!」と毎回思い続けている。

@imyme_mine
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