今年は本を作ったので備忘録として残しておく
◾️3月 同軸リバアンソロジー『リバーシナイト』

◾️A5無線綴じ◾️表紙:ハイマッキンレーポスト 220kg マットPP ◾️本文用紙:書籍用紙 70kg ◾️170ページ◾️遊び紙【ポルカ】カナリア/ソーダ◾️印刷所:おたクラブ
表紙は描いていただいたものなので写真は載せておかずだけど……。大好きな方にすっごく素敵な表紙の二人を描いていただき大変ありがたかったです。デザインはいろんなパターン案を出しながら自分らで✍️楽しかった。今のジャンルのカップリングにハマって、長いオタク人生の中ではじめて同軸リバの良さを知りました。同人を初めて2年でアンソロを主催するなんて思ってもみなかった。ご協力いただいた皆様に大変感謝でした。
◾️6月①『RECORD』



こちらも表紙の二人は描いていただいたものだけど、許可はいただいております🉑
【本体】◾️A6無線綴じ◾️表紙:ペルーラ スノーホワイト・180kg マットPP ◾️本文用紙:書籍用紙 57kg ◾️本文364ページ◾️遊び紙【色上質】空◾️印刷所:ちょ古っ都製本工場
【カバー】◾️A6サイズ変形カバー(143mm×375mm)◾️アラベール ホワイト110kg マットPP ◾️スペシャルカラー追加 シルバー◾️印刷所:プリンパ
カバーはプリンパさんで、変形カバーで上下を若干……ほんのちょっとだけ短くしてもらい、下の本体のオーロラ色が見えるようにした。特色でシルバーを使い、タイトルと表紙/裏表紙の枠部分をキラキラにしてもらってます。アラベールにマットPP、紙そのもののざらざら感はなくなるけど、不思議な感触になって優しい雰囲気は残るのでとってもよかった。表紙の二人がとにかく可愛い。こちらもデザインは自分でやり、イラストは描いていただきました。
RECORDというタイトルから、本当はおたクラブさんの銀箔紙をつかってCDの裏面っぽくしたかったのだけれど(本体の話)、おたクラブさんは表紙に銀箔紙を選んだ場合は57kgの本文用紙を使えないので断念。代わりにちょこっとさんで57kgを使い、高彩度のカラー印刷でオーロラ色に。結果的に可愛くなってとっても満足。オマケで、表紙の二人が自撮りしているチェキをつけた。
すっごく楽しかった。推しカプの10代〜50代のHを書こう!からはじまり、なぜか壮大な人生の物語に落着してしまったけれども、「愛」をテーマに彼らの人生を書けて、自分の中では卒論と呼べるものなんじゃないかなって思っている。
▪️6月②『追いかけて、エンドロール』




◾️A6無線綴じ▪️グリッターペーパーオーロラ 230kg▪️クリアPP▪️書籍用紙 70kg◾️192ページ▪️遊び紙【カラートレペ】ストロングピンク▪️印刷所:おたクラブ
再録+書き下ろし本です。表紙は最果タヒさんの本っぽい方向性を目指して自分で作った。表紙のストロングピンクが可愛かったので遊び紙も同じ色を使った。おたクラブさん、特色使わずともこの素晴らしい発色を再現してくださるので本当に重宝しています。グリッターペーパーのギラギラ感は、あえてデザインや色を乗せずに単に白地のみにしておくと(そしてクリアPPをかけると)めっちゃめちゃに可愛くなる✨まじでおすすめだけど写真にうまく映らない〜〜……。女児の玩具箱っぽい雰囲気を目指したので大正解だった。
▪️10月①『Thank my blue.』



【本体】▪️A6無線綴じ▪️ハイマッキンレーポスト 220kg▪️ホログラムPPスターダスト▪️書籍用紙 70kg▪️160ページ▪️遊び紙:クラシコトレーシングFS▪️印刷所:おたクラブ
【カバー】◾️A6サイズ◾️クラシコトレーシングFS◾️スペシャルカバー追加 ホワイト◾️印刷所:プリンパ
水中から空を見た感じにしたくて、表紙は素材を購入して自分で加工した。ギラギラのホロPPをかけて水中のきらめきっぽく、トレペカバーをかけることで水中から見上げたときのぼんやりした滲み具合を表現すべく、キラキラ感を抑える作戦でした。トレペカバーはホワイトの特色で水飛沫を描いた。遊び紙もおんなじようにトレペを使った。ホワイト特色×トレペはやってみたかったことなので良かった💯
▪️10月②『COLOR』


▪️A6無線綴じ▪️ヴァンヌーボLT-FS スノーホワイト195kg▪️マットPP▪️書籍用紙 70kg▪️102ページ▪️遊び紙【色上質】アマリリス▪️印刷所:おたクラブ
突貫で作ったペラ本。料理をテーマにしたSS集でした。日々を彩る、ということでタイトルは『COLOR』。あえてモノクロで作った表紙にビビッドなオレンジでタイトルを入れ、遊び紙もお揃いの色を使ってみた。ヴァンヌーボにマットPPをかけると不思議なサラサラの手触りになって気持ちいい。RECORDのカバー、アラベール×マットPPとはまたちょっと違う感じ。
今年はアンソロを入れて五冊作りました。去年、人生ではじめて本を作ったけれども、今年はわりと表紙だったりデザインだったり余白も考えられたので、本作りというものに少しは余裕が生まれたのかもしれない。
ウェブでも長編あげたりしたので結構書いたな〜という気持ち。それもどこかで振り返りたいな。