引っ越しを2月末に控えているため、近頃は物を捨てたり掃除をしたり慌ただしく過ごしている。
3月にある同人イベントで出す新刊の原稿は、2月に入ってからさっさと入稿してしまって手元になく、達成感が三割、残りはどう仕上がるか/本当にあれでよかったのかetc.で不安って感じだ。ただ、引っ越しを控えている身としては「引っ越し vs 締切 vs ゆるゆる転職活動」でデッドオアデッド〜定められた死〜みたいにならず、まぁよかったと思っている。光回線のWi-Fiも1月末で契約を終了しており(余談だが、ビッ○ローブの対応は契約から解約まですべて最悪だった、もう絶対に使いません)、今はホームルーターで対応しているため、回線の弱さが気になるところ。入稿に不備があった場合は弱いルーターちゃんで対応等しなければならないので、早めに原稿を仕上げられたのはファインプレーであった。※なお、仕上げた、というのは、諦めた、とも言い換えられます。
ところで、今使っているダイニングテーブルや昇降デスク、2回ほどしか使っていない家電等々、捨てるには忍びないな……というものがいくつかあるので、粗大ゴミや金属ゴミで出す前に買取業者に家に査定に来てもらった。
値がつけばそりゃまあ嬉しいが、特にブランドものとかそういうものではないので、買い取って欲しいというより粗大ゴミの手続きが面倒だからとにかく持っていって欲しい……という下心のほうが強かった。結論から言えば、そんな怠惰な行動なのでもちろんうまくいくはずもなく、粗大ゴミで出したほうが圧倒的に「安い」という学びを無事に得たのだった。
どこの買取業者を使うか選定するのも大事で、面倒だからといって適当に選んで適当に写真を撮ってはダメ、買取は戦い。そんな、「もうなんでもいいからとにかく持ってってほしい……」みたいな下心をもって挑むものではない。やるなら本気でやれ、ということです。
っていうか自宅に来てくれるタイプの査定で値がつくことってあるんですか?ってレベルだった。有料なら持っていけます、ってアンタなんなんですか?そもそもトラックで来てなくない?持ってく気なくない?
バカで怠惰な姉妹なので、結局、なぜかこちらが1500円を払って家電と家具を一つ持って行ってもらった。バカかも。だって邪魔だったから……。
でもたぶん、自分で持ち込むタイプの買取の方が圧倒的にちゃんと見てもらえると思う。まぁ、面倒だから私はやりませんが。
こういうことがままあって、私という人間は原稿を早め早めにやったり、引っ越しの準備を早めに始めたりする慎重さとともに、面倒だからとGoogle検索の一番上に出てきた適当な業者をホイホイ家にあげてしまうような怠惰さも持ち合わせており、こういった極端な性格はあらゆる場面でたびたび顔を出す。なんだかんだ二十余年生きてきてはいるものの、いつかどこかで大きなミスを犯しそうだ、という予感がしてならない。まぁそのときはね、そのときかも。
なんかね、そういうダメな部分はわりと自分で自覚した上で許容していて(甘やかすともいう)、でも、ダメ人間だってことはきちんと理解しているので、世間の人が私の慎重な部分だけを見て褒めてくれると、逆に「私なんか……」という卑屈モードになるんだよな、難儀すぎ。