日記

さわの
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恋愛が苦手だ。恋愛のお話は好きだし、BLも大好き。でも自分の恋愛は本当に苦手。

下手、ということじゃなくて、苦手。下手でもあるのかもしれないけれど、今まで恋愛が下手ゆえに苦しんだことはない。と、思う。

ここ数年、私のことを好きだと言ってくれる人と数人出会った。ふーん、と思う。私のなにが好きなんだろう?と思う。私のこと、そんなに知らないのに?わたしがただひとり、人生でただ一人だけ、本当に好きだった人はわたしのことをよく知ってくれていた。知ってくれている、わかってくれている、理解しようとしてくれている、と感じるたびに好きになった。

私は人の好意を断ることが苦手だ。すごく。ピシャリと断ることができない、傷つけたくないと思ってしまう。だから好きだと言ってくれる人にも曖昧な態度をとって余計に傷つけてしまう。だから恋愛も苦手なんだと思う。よくないこととはわかっている。

好きな人も特にいない。でも、某大好きなドラマの出会い方には憧れがある。

自分のために生きることが人の役に立つような、そんな生き方を見つけたい。これは最近胸打たれた言葉で、的確だなぁと思った。わたしは自分の人生を全然諦めてないし、選んで生きてると思っているけど、こと恋愛においてはそういう意識……人生、というテーマを持つ意識が弱いんだと思う。女だからかな?親や祖母も恋愛に関してはわりと古い考え方だし。男の人の庇護下で母として、妻として生きる。もっと言うと、誰かの「彼女」という存在になるために頑張るのが嫌なのかもしれない。でもたぶん、本当に好きになった人との関係なら、このひとの可愛い彼女でいようと頑張れるのだとも思う。そういう自分も知っているから、わかる。

このまえ、ひとりの人とお別れした。付き合ってはなかったけど、私のことを好きだと言ってくれる人だった。待つって言ってくれて、二年も。拘束してたわけじゃないし、付き合ってないです、好きじゃないです、とは都度言ってたけど、今度こそちゃんと言った。メンタルがゴリゴリやられて、もう本当に向いてない!恋愛に!もうやだ!と本気で思った。結局自分が一番かわいいんだと思う、最低だな。最低だな〜と思うけど、そんな最低な自分を認容している時点で救いようがないのである。

@imyme_mine
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