仕事柄、学生と飲むこともある。大勢で飲むのはコロナ禍で数年なかったので久しぶりに学生とわいわい飲んだ。なんだかんだと恋愛の話になっていき、わりとふつうに出会ったり別れたりしているんだなあとわかって、妙にほっとした。最近の子たち、どこで出会ってるんだろうとか勝手ながら心配してたので。
出会いはどこなの?と尋ねると「授業ですよ」って。え、授業?!へえ!!ってなった。
というかみんな恋愛のはなしを積極的にすることがちょっと意外。これは恋愛というコミュニケーションを渡ってゆける、「つよい」人たちの集まりなのかもしれないなあ、とか思いつつ、
みんな恋愛してるんやなあ、ええねえと漏らしたら「お母さんか〜!」と言われた。いやだって、VUCAな時代とか言われてるし、実際生まれてこのかた景気の良さなんて知らない世代なわけで、コロナ禍もあったし人との関係をどう捉えてるのかしらなんて懸念していたし。好きになったり迷ったり浮かれたりしてるのね、なんだ変わらないななんて、わたし都合で安堵した、勝手にね。
だんだん酔ってどんどん喋る学生はかわいいなあ。自分の気持ちにまっすぐでいろよ、と背中をばん、と押したくなる。