20240301_うるう

indigopluie
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小林賢太郎が好きだ。4年前の2/28に観た「うるう」が最後になった。というと亡くなったみたいだけど、最期じゃない。

詳しくはわからないが、足を悪くして舞台に立てない、ということで。舞台の演出やらもともと描いていた漫画や絵本、音声によるコントなどが中心になっている。

だから居ないわけじゃないし彼の作品には会える。

でもね、と。(ホコサキさん)

わたしは舞台にいる、自分の脚本と演出を体現する小林賢太郎が好きなんですよ!と

「うるう」と、ポツネンの「maru」は本当に美しくて切なくてあったかい作品だった。あれはあの人にしかできない。コント作品でもときどき胸を打つものがあったなあ。あとときどきゾッとするものもあったりした。うわ、この人こんな風にもなれるのね、と、ひとりの人間の振れ幅を見させてもらっていた。どうとでもなるんだ、という才能の可能性を観ていた。し、たぶんそういうことを表現してるよね。

あと何日働けば、ラーメンズの、小林賢太郎の舞台いいぃ!と思って働いていた。今で言う「推し」。4年前からそれがなくなって、本当に困っています。代わりになる誰か、が居ないんだ。

付け足しみたいだけど、徳澤青弦さんのチェロも素晴らしい。菊池成孔のライブでも演奏していたと思う。すっかりライブにも行かなくなったなあ。体力の問題もあるけどね。

@indigopluie
2024の元日からはじめました。日々のこと徒然、感情や思考の置きどころ。 Instagramも同じ名前でやってます。