職場のチームの送別会。6年ぶりくらいにグランフロントに来た。
2018年くらいからほとんど大阪に来ていなかったなぁと思い返す。この6年で色々変わった。(いろんなことが決定的に変わった。このことはまたそのうちに書こうかな。)
送別される側から指定されたお店は、ダンシングクラブという。着くと蟹のカチューシャをつけるように促されというか選択肢はなく拒否できずに装着、踊るお姉さんたちがいて、蟹やエビを食べるというところ。
すでに踊るか食べるかサービスするかどっちかにしてくれよと思うのだが
なんせ戸惑ったのは、テーブルの上に撥水コーティングがしてあるロール紙が敷かれて、そこにどーんと食べ物が出されることだった。
シーザーサラダは紙で作られた、こうオーブンシートを折って簡易的な箱にしたようなの、に入っているのが置かれた。
カクテルシュリンプ、と言えるのか謎だが、海老2種は氷の入ったシルバーの器に入れての提供で少し安心した。というかそれが普通だが
驚くのはお皿もフォークも出されない、ということ
え?嘘でしょ?
提供されるのはビニール手ぶくろで、手で食べるんである
海老はいいとしよう、殻剥くし
でもシーザーサラダもだよ?
手で食べるんだよ
野蛮か。
そこですでに辟易しているのだが、蟹(1人一ぱい)もテーブルの上の紙の上に、どさっと置かれる。ちなみにほたてとオマール、じゃがいも、にんじんも入ってる。それらを手で食べる。
なんというかこんなことを現代の人に強いていいのかレベル。手で食べていいのは南インドミールスなんだよ!とつい言ってしまう。(でもあんまり伝わらなかった)
踊って蟹を喰う。
エンタメなんだろうし来る人は了解してるんだろうけどわたしはほんとに無理…それでも送別会だから一応、ノリは最低限合わせましたけど。最低限。
しかしこれってものすごいコストカットよね。
お皿やカトラリーもないし、調理も雑でいいし、なんせ蟹はビニール袋の中で味付けされたのをそのまま置かれたし。エンタメってことを了解してる客だからそれでいいんだろうし。あんまり使いたくない単語ではあるけど、「劣化」でもあると思う、エンタメを言い訳にした合意のある劣化。これって悪口になるのかな。
とにかくわたしは2度と行かないと心に誓う。食事は落ち着いてさせてください。ほんとに。