しかも、僕が密かに(あの人と仲良くなれたら楽しそうだな〜)と思っていた人でした。え、やば。
名前が即座に出てこなくて聞いてしまったのが悔やまれるが、君のことはめちゃくちゃ覚えてるぞ。コミュ力あるのに特定のコミュニティには属さず、語彙の端から賢さと自律を感じさせて、アシメの前髪が学校で1番似合っていた君じゃないか。なんでセンター分けしてるんだ。アシメに戻してくれ。
お互い一人で、僕はライブ目当て、その人は部活の遠征で飛行機に乗っていた。
多少の面識はあったことと、向こうのコミュ力が相まって、フライトの間ずっと楽しくお喋りできた。
僕は、自分と遠い世界に生きている人の話が好きだ。そして、その人が熱量を向けていることの話はもっと好きだ。
今回は、その人が今ものすごい熱量を捧げて取り組んでいる「社交ダンス」の話を沢山聴けた。
組織として1つのことに取り組み切磋琢磨すること、環境の力を最大限使って上達すること、プロの指導を受けること。大学生になってからそういう話はなかなか聞けない。レアなケースという自覚もあるらしいが、とても充実しているように聞こえた。
印象的だったのは、パートナー選びの話。社交ダンスは男女二人一組の「カップル」で行うのだが、その相手を決める時のエピソードが良かった。その人の今の相手は、「不器用で、なに考えてるかわからない人」らしい。ダンスも、同期の中であまり得意じゃないほうなんですって。でも、「この人と組みたいな、」と何故か思ったんだって。入部初期には様々な人とカップルを組んで相性を見る機会があって、その時の仮のカップルでもっと良い成績を出せた相手もいたけど、「なーんか、(今組んでる人)が良いって、お互いに思った」のだそう。
彼女は言語化能力がとっても高い人だから、きっと簡単には言葉に出来ないような、人間の奥底の部分が共鳴したってことなんだろうな。そういう話を聴くと、なんだか温かい気持ちになる。
他にもいっぱい書きたいけど、明日ライブが近いからもう寝る準備します。いやー、なんて素敵な週末!