300年続く「絶対に見てはいけない祭り」が、初めてテレビカメラで撮影されたというニュースを見た。
「見るなよ、見るなよ、絶対に見るなよ」というダチョウ倶楽部マインドではなく、「見ると神罰が下る」という言い伝えがあり、本当に見てはいけない祭りだそう。
「寝祭り」という名前なのに14時~16時に行われるので、学校でも子供たちに「今日はお祭りがあるから帰ってから見ないように」という伝えられるという。そんなこと言われたら「こっそり見ようぜ!」という子いるだろうな。
「寝祭り」なんだからみんな寝たあとにやれば見られなくて済むのに、と思うけど、「見ようと思えば見られるけど見たらダメ」というシチュエーションが大事なのかもしれない。本当に見られたくないなら、「祭り」と言わずひっそりやればいいのだし。
本当に熱湯風呂に落とされたくないのなら、背を向けて「押すなよ!」と言わずに、相手の目を見ながら後ろ向きにゆっくり入ればいいのだし。
めちゃくちゃ警戒心の強い熱湯風呂、それはそれで見てみたい。何度も何度も振り返ったりする。人質をとって「それ以上近づくな!」とか言う。膠着状態で6時間が経過し、お湯はすっかり冷めてしまう。