年末年始は実家(石巻)に帰省していました。両親と松島に一泊したりもした。
「日本三景の日」なんてあるのか。
松島の湾内を一周する遊覧船にも久しぶりに乗った。右に左に流れていく島の名前や由来を、アナウンスが説明してくれる。ちょいちょい「伊達政宗がこの島を気に入った」という話が入ってくる。「持って帰ってきた奴には褒美を取らせるぞ」みたいなことも言っていたらしい。厄介だな政宗。
以前は遊覧船のデッキからウミネコにエサ(かっぱえびせん)をあげることができて、空中に放られたかっぱえびせんを見事にキャッチする様子を見れた。かっぱえびせんは船内で買えた。でも今はもうやっていないんだね。
デッキの後方に無数に群がっていたウミネコも全然いない。さみしいけどしょうがない。時代。
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帰省中に溜まった洗濯物を洗って干したり、年末年始で止まっていたゴミ収集が再開したり、テレビのタイムテーブルがレギュラー放送に戻ってきたり。
三が日が終わり、生活の中で徐々に正月が日常に戻っていくのを感じる。正月と日常がマーブル模様に混ざるここ数日。
そう思うと、徐々に非日常になっていく年末のほうが好きかもしれないな。クリスマスで浮かれた感じが一旦収まり、仕事をしている人が徐々に休み始め、しずしずと年越しに向かっていくグラデーションもいい。
もう年末が恋しい。あと1年あるけど。