午前中は雨だったけど午後は晴れて、おやつの時間にベランダへ出て風に吹かれていた。鳥は鳴き、木々は芽吹く。この国の春は短い。春が1年中続いている国はないものか。どこかにあるユートピア。
昨日の夜はテレ朝の『ニンチドショー』を楽しく見た。スポーツなどの大逆転映像を集めたスペシャル。バスケのブザービートから競輪のまくり、『ヒントでピント』の「16分割の鬼」浅井愼平さんまで幅広く見れてお得な気分に。
最後に逆転するとわかっているのに、映像を見ていると「無理やろ~」「え~ここから!」と興奮する。この「わかっているけど面白い」って最強だと思う。ちょっと前に復活特番があった『ベタドラマ』なんてまさにそう。ベタだとわかっているのに「きた~!」と楽しんじゃう。
古くは時代劇なんかもそうだったに違いない。どんなにピンチでも、最後に絶対印籠が出て丸く収まるってわかってるんだから。
朝起きたとき枕元に「今日1日に起こること」のリストが残されていて、その通りに1日が続いたら、やっぱり「きた~!」ってなるのかな。怖いほうが先かな。リストの中身にもよるな。どうか重たい不幸などではなく、「11時32分 雨あがる」くらいであってほしい。それは天気予報か。