正解は、ロックマイソウルの2番。
上記の日本語版(https://www.worldfolksong.com/sp/songbook/spiritual/rock-my-soul.html)が、小さい頃から馴染みのあるロックマイソウルだ。何なんだろう、その、スフィンクスのなぞなぞみたいな歌詞は。自分はこの曲を耳にするたび、こういう↓
難攻不落の巨大要塞・ロックマイソウルが頭に浮かんでいた。
そんなロックマイソウルだが、原曲はなんとゴスペル・ミュージックらしい。当該箇所の直訳はというと↓
(こちらも https://www.worldfolksong.com/sp/songbook/spiritual/rock-my-soul.html による)
崇高さ、懐の深さ、心の広さ。なんてことだろう、2番で歌っているのは主のことであり、バカデカ建造物のことではなかったのだ。
歌詞本来の意味には納得した。納得したとて、日本語版はかなりアグレッシブな和訳じゃないか? 日本の童謡として輸入するにあたり、主がどうとか言うままじゃそりゃ馴染みが薄いのはわかる。でも結果的に、どう考えても物理的な座標の表現になってるじゃないか。そもそもロックマイソウルの意味も分かってなかったが、「魂の慰めを」って…思ったより遥かに重厚なテーマだったよ。「みんなで歌おう。高くて登れず低くてくぐれず広くて回れない。魂の救済を。」すごい……すごい歌になったね。
翻訳に伴って生じるそういう差異が悪いとは全く思わず、おもしれ〜と思っている。自分は村上春樹の文体が苦手なのだが、逆に英訳版を読んでみたら抵抗感が減るかもしれない。