かねてより作りたいと思っていた推し香水を注文した。注文先はcelesさん。推しの年齢やイメージだと既存の香水からどういうものが選ばれるのか知りたかった。通常5営業日以内に発送とのこと。推し香水が流行り始めた一時期に比べると落ち着きましたね。
有名どころでは今はScentlyさんが一番勢いがありそうだったが、香水と共に送られてくる解釈レターの解釈が合わなかった人の嘆きを読んで今回はやめておいた。
一次創作も二次創作も供給が期待できない状態で長い時間を過ごすと、飢餓状態で何がきても美味しいと思えるか、解釈が煮詰まり過ぎて凝り固まり自分の解釈以外受け入れられないかのどちらかになるんではないかと思っている。私は完全に後者のタイプなので、送られてきた解釈レターの内容が自分の考えと外れていたらモヤモヤした状態でその香水を使うことになりそうな気がする。購入者の人々が公開している解釈レターを見た感じからもそういう予感があった。このお店は現在注文から6週間もの期間、待たないといけないらしく、これだけの人気があるのだからきっと多くの人にとっては良いものなのだろうな…
誰かに推しについて説明する機会がないため、全くのジャンル外の人間に推しの魅力を伝えることができるだろうかと思いながら推しの説明文を書いた。書きながら自分は推しのことをこんな風に思ってるのかと言語化する機会があって良かったなと思った。そして推しって本当に良いところがいっぱいある!良い男だ〜!と感激した。
推し香水を作るのは今回が初めてではない。数年前にfincaさんというお店でもお願いしたことがある。こちらはキャラクターの名前や画像は見せず、口頭で推しのイメージを伝えないといけないもの。アガリ症な性格なので最初から最後まで焦りの気持ちを持ちながらお話ししたのを覚えている。あとなかなかこれというものが決まらなくて早くしなければ…という気持ちもすごくあった…お店の名誉のために書いておくと調香師さんからの圧は全くなかったです。ただ数人の同行者の中で自分が一番最後まで悩んでいたことが焦りに拍車をかけた。出来上がった香水は、お店の人からしたら「??」なチョイスだったんじゃないかな…自分でも最終的によくわからない状態になっていたと思う。あとから香水の説明文を読むと自分の中の推しのイメージと合致してて我ながら意外だった。
推しはマッチョな巨漢なんだけど、出来上がった香水を嗅いでくれた人の中には女性キャラの香水を作ったと勘違いした人もいたのでたぶんマッチョな香りではないのだろう。当時、これが推しの香りだと思いつつもどこにそれらしさがあるのか人に説明できなかったけど、今ならわかる。「推しの香り」ではなく「推しカプの推しの香り」だ。あの子を愛した推しの愛情や優しい気持ち、包容力とかそういったものを内包した香りなんです…
今回注文したものが届いたら感想など書きたいな♪