香水が届いた。
キャロンのヤタガンと、グタールのプチシェリー。この手のブランドにはとんと、うといのでどちらも初めて知る名前だった。
ヤタガンがあまりにも大人の男性な香りで、がっしりした厳格な男性みたいなダンディな感じで最初に匂いを嗅いだときに思わず声を出して笑ってしまった。トップノートは強さや苛烈さを感じるけど、時間経過とともにだんだん落ち着いてきて最後はお香やムスクの優しい香りに変化する。私は苦手な香りが多いから試す前は不安だったけど、結果としてはかなり好きな部類の香りだったのでありがたい。概念という意味ではトップノートの強さは解釈違いだけど、推しが自分用に選ぶのはこういう香りかも。甘みや色気が前に出た香水を選ぶ印象はないもんな。最初の威厳を感じる香りを少し減らして親しみやすさや明るさを出せばかなり推しの概念に近づく気がする。
あの子の香りのプチシェリーは洋梨の香りがまず際立つ、少女めいた香りのトワレ。そういえば、今回届いたのはどちらもオーデトワレだった。凛とした強さを持ちつつも大人っぽくなり過ぎず少女らしい年相応の香りをお願いしたのだけど、かなりオーダー通りの香りだと思う。主張が強いと途端に苦手になるバニラの香りはほとんど感じず清楚な香りが最後まで残る。ヤタガンと比べると香りが飛ぶ時間はけっこうすぐかな。こっちは概念と言っても差し支えないし、本人が付けてそうな香りでもある…いや、概念というならちょっと惜しい感じもあるかな?
ともかく2点とも満足のいく香りで、ハンカチなどに香りをつけて楽しんでる。職場で疲れたなってときに嗅ぐと推しの香り効果でやる気が復活する。香りが飛んできたら更衣室で足したいなって思うときがあるけどそれは他人に迷惑そうだからやめてる…香りって案外、人からわかっちゃうしね…
各50プッシュ分購入したけどこれで良かった。15プッシュだったらすぐになくなっていた。ヤタガンはブランドの公式サイトには載ってないからもしかして廃盤かな…