自分の書きたい文章は日記に近いのかもしれない。見たものや行った場所、話した人のことを通して何を感じたのか、そのものがどんなものだったのかを文章にして残せたらいいなといつも思う。取材をして記事を書く時ですらそう思うので、地方取材なんかもう紀行文にしてしまいたい気持ちを抑えながら、ちょっぴりの旅情のようなものを漏らしながら書いている。
自分が書くそれは、自分の体がそのまま感じたことであってほしい。でも、時にはインターネット上で見たイメージから、いろんなことを思うこともある。そこで得た感情も、欲張りなので残しておきたい気持ちになる。
街で見たもの、何か(映画や本や音楽、インターネット)のなかで見たもの、自分が気に入ったものや気になったものであればなんでも雑多に書き残しておけたらいいなと思う。