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きれいごとが通用する社会

inuko
·
公開:2026/10/8

10月6日(二)雨天 26度

雨で気温も低くて夏が終わったな~と思った。教科書に「A:○○さんが結婚したって」「B:彼女に彼氏がいるなんて聞いてなかった」って会話があって、先生にこれってどういうことだと思う?って質問された。「自分と結婚したから彼氏がいない」とか「彼氏じゃなくて彼女がいる」って回答が出て、先生は「自分と結婚って何年か前にはやったね」とか、「台湾は同性婚もできるから可能性があるね」とか。なんか、時代が変わったなって思った。

自分だったら日本でこういう問いかけできるかなって思っちゃった。日本だったら笑いまじりに「一人で結婚」って言う人が出てきそう。同性が結婚相手っていうのも、日本は同性同士は結婚できないね(パートナー制度はあるけど)とか否定的な説明から入っちゃいそう。教室の雰囲気を作るときに、そういうのを笑いにしない雰囲気にするっていうのは大事なんだけど、私はあんまりそういうの上手じゃないっていうか。なんかそういう多様性の話しても結局制度で詰まっちゃうっていうところがあって、やっぱ国とか社会全体の雰囲気がウェルカムじゃないと、教室の中だけ安全でもなって思っちゃうところがある。結局教室の中のことが社会で通用しないと「きれいごとですよね」とか「教科書w」みたいになっちゃう。カナダとか台湾とかはそういう雰囲気がなくて、教室のきれいごとさが社会にも通用するって感じがする。

あと、日本だと休日の説明もいつも難しいと思っちゃった。今週末は台湾の建国記念日にあたる雙十節だけど、日にちの由来が辛亥革命の発端となった日で、わかりやすい。日本だと、なんで2月11日ですかって日本書紀が由来で~とか、わかりにくい。国の正統性の根拠が全部天皇制で、だいたいの祝日は皇室行事由来だけど庶民に関係ないし、新暦にしちゃったから季節感もないし、アジアとのつながりも薄いし。かといって制度とかはシンガポールみたいにバリバリ欧米っぽくしてないし、なんか日本独自の謎の天皇制っていうローカルルールで動いててアジアの中で浮いてる変な国ってよく思うようになった。

こないだ台北のゲイバーに摘発が入ったってニュースを見て、その際に警察の不適切発言があって、批判されている。市長がちゃんと「台北市民は年齢や性別、性的指向、民族、アイデンティティーを問わず、守られ、同じ権利を享受すべきだ」と言ったとあった。日本でこういうことを言える市長ってどれくらいいるんだろう。

@inuko
他人軸で生きてきた40代が自分軸を取り戻すための記録。