戦わずに勝ちたい。食欲と。
食欲と戦うというのは、生き物にとってはそもそも無理な話だと思う。何の話かというと、減量(ダイエット)の話なんですけども、今までの経験上、こいつ(食欲)を敵に回すと、大体返り討ちに合う。そういうパターンがめちゃくちゃ多いんですね。だからダイエットを遂行しようとした場合、なるべくこいつ(食欲)を刺激しないようにしつつ、適正なカロリーとPFCバランスを整えることが要になってくる。適切なカロリーとPFCバランスっていうのは、つまりあすけんで100点取るような食事ね、それを毎日やれていればフツーに痩せるんよ、それは分かってる。だからやるんですけど、それをやっているとだんだん己の中に「またこれか」「こんなものしか食べられないの?」「人を何だと思ってるんだ」「許さん、今日ケンタッキーにしろ!!!!!!」という暴動が起きる。まあ体の一部(脂肪)が消えるくらいのことが起こるのだから、生物として暴動が起こるのは自然の摂理というか、本能というか、だからこそどうにもならんというか、ね、結局ダイエットの何が辛いかというとこの部分が辛くて続かなくなっちゃうんですね、私は。で、考えたのは、いかに食欲と戦わないか、ダイエットしていることを体に気づかれないようにしつつ、カロリーや栄養素のバランスをコントロールして痩せるか。寝た子(食欲)を起こすな、脳を騙せ、という作戦。どういうメニューを食べれば痩せるかはわかっているので、それをいかにしておいしく、ふつうの食事として食べるのか。不満やストレスを感じさせずに済ませるか。自分の場合、そこが最大のネックなので、そこを制することによってダイエットを楽に成功させようっていう魂胆です。「ダイエット的に正しい食事」としては、私は炭水化物を適量取りつつ脂質を制限する(一食当たり15グラムまで)方法が一番合っているのでこれを採用、カロリーも過剰に制限せずに1500キロカロリーくらいは摂って、一日300キロカロリー消費する程度の運動をする(フィットボクシング30~40分相当)。これをノーストレスで粛々と行えば当たり前のように痩せるので、「ノーストレスで粛々と行」うために手を尽くそう、戦わずに勝つ。