髪を切りに行った。ショートにしてちょうど一年経つんだけど、もしかしたらこれ以上似合う髪型はないんじゃ?っていうくらいしっくり来てて、全く伸ばす気にならず、一カ月半おきに切りに行ってる。
最近知ったけど、自分の顔タイプはフレッシュというやつらしく、ショートカットが似合う顔なんだって。どうりで……最初に切ったときに長澤まさみっぽいショートにしたらめっちゃ似合ってて、でも美人じゃないのに長澤まさみの髪型にしてるの恥ずかしい、いやでもこれが一番似合う気がするからこの髪型がいいんだよな……などと毎回切りに行くたびに意味不明な葛藤をしてたんだけど、長澤まさみもフレッシュだった。ほーん?どうりで。
よく知らない時はパーソナルカラーとか骨格なんちゃらとかを星座占いくらいの感覚でみてたけど、自分のそれを知ったら「どうりで」って毎回なってる。ベージュのチーク・ブラウンのリップしか似合わないこの顔はどう考えてもイエベ秋だろうし、パーカー(今はフーディーっていうんですって)とか襟なしシャツ(今はバンドカラー略)とかAライン、ドルマンスリーブ?、ドロップショルダーを無意識に選んでいたこの身体はどう考えても骨格ナチュラル……と腑に落ちるばっかりで、へ~この世ってすごいな~と思うのだった(世についていってない老の感想)
私が10代~若い頃にはそういう概念がまだなく、特に指標無しに自分の好みや流行だけで服を選んでいたんだけど、自分はいわゆるコンサバな格好(セミロング茶髪や、女子アナとかオフィスカジュアルみたいな服)が全く似合わなくて、もう大人という年齢なのにスーツを着ると七五三みたいになっちゃうし、それどころか高校の制服(ブレザー)もまるで似合わず、ほんとに困ってた。し、謎だった。スーツや制服似合わない人間なんかおらんやろ、「公」のものなんだし、と思ってたから。その謎が今になって解けてきて、似合う服もインターネット(越しの有識者)が教えてくれるし、いい時代になったな。