来年こそはにじフェスに行きたい……
一昨年の自分は界隈の沼に入ったタイミングや、別のイベント参戦で泣く泣く見送ることになったので今回こそは行こうと決断。各種ステージやアトラクションなどのチケット倍率は恐ろしく、入場券も当たらないかもしれないと囁かれていたがなんとかもぎ取ることができ、念願のにじフェス参加をしてきたので参加した話や写真と一緒に遠征の思い出を綴ります。時系列で書くのであほみたいに長いです。
私は12/23のDay1のみの参加。
なぜだかクリスマス期間あたりになるとだいたい雪が降る。案の定クリスマス前からぐっと冷え込み雪が降るかもしれないとの予報。一緒に同行する友達と何時から出発するか不安になりながら出発の最終確認をし、床に就く。イベント前夜の睡眠時間は3時間がお約束。
田舎住まい遠征勢の朝は早い。
早朝に出発し、10時過ぎに空港へ到着。予定よりも15分も早く着き、自由時間が増えてラッキー。
久々に休みを多めに取ってたくさん遊ぶと決めていたので、早速池袋へ移動。
朝ごはん食べずに来たのでここぞとばかりによくばりセットを注文。辛いのは苦手だけど中華美味しいよね。デザートの杏仁豆腐はかかせない。
お腹いっぱいに満たされたので移動しつつ周辺の気になるお店へふらふら立ち寄ることに。ガチャコーナーを隅々まで見て回し、ほくほく気分で次はサンシャイン60展望台へ。
もともと景色を見ることが好きで、飛行機や電車の移動中、展望台など外の景色を見る機会があればじっくり眺めていることが多く、今回の遠征でも展望台は絶対に寄ろうと思っていたくらい密かに楽しみにしていたのはここだけの話。
展望台までは直通のエレベーターで向かう。
お姉さんに案内されエレベーターのドアが閉まった後からそこはもう別世界。思わず友達と「わぁ……!!」と声を上げてた。エレベーターから始まる演出いいな……
展望台エリアに到着し、入場料のお支払い。
いい天気に恵まれ最高の絶景日和。
ひっろ!でっか!どこまでも同じような町並みが続いていて面白かった。数時間前まで山山山だったのに、数時間後の今はどこもかしこもでかい建物やら商業施設やらありとあらゆるものがひしめき合っていて、都会は狭いけど色んなものが集まっていて田舎の民からしたら本当に羨ましい……少し足を伸ばしただけで色んなものを見たり体験できたりできるからそれができる環境にいられるのってとても恵まれていると思う。もしかしたらこれもいわゆる地域格差なのかもしれない。
そんな話は置いといて。
景色を見るだけではなく、撮影スポットや、雲を模したかわいらしいソファが至る所に設置されていてゆっくり景色を眺めることができたり、緩やかな傾斜に人口芝生を敷いた広いスペースや(親子連れの人にも最高の場所)、疑似暖炉みたいなスペース、角から回り込んで奥までカフェスペースになっていて好きな席に座ってゆっくりお茶することもできてなにこれ最高の空間……まさに自分が求めていた場所…………
必要以上にうるさくなく、かといって静か過ぎるわけでもないのでめちゃくちゃ居心地良かった……都内付近に住んでたら確実に通っているかもしれない。
カフェでドリンクを一杯頼み、友達と各々の推しの撮影を楽しみつつゆっくりひとやすみ。最高のひとときだった。この空間にずっといたい……
夕方に差し掛かり、気になっていたお店で買い物をすることに。
推しの概念アクセや、友達の服に似合いそうなアクセやバッグなどあれもこれも見ては買い、見ては買いの繰り返し。
「ここ(都会)に来た時点で出会うものどれも一期一会なので今買うんだ!君に絶対似合う!無理強いはしたくないけど、このアイテムどこで探しても絶対見つからないからね!」とお買い物の後押ししたり、テンション上げながら楽しく買い物してきた…!イベントの装備品が前日にして揃うという奇跡。
夜はハッピーアワーの時間内だったので通りかかったバルで晩ごはん。
お酒とお肉とピザ。美味しい。締めにハッピーアワー終わりのお酒も頼んでしまい、すっかりいい気分に。
会場付近にホテルを取っていたので、下車駅ににじフェスの広告と各ライバーの応援広告を発見。応援広告っていいよね……
寝る前友達に当日の洋服コーデの最終確認をしてもらい、就寝。
2日目イベント当日。
イベント開場3時間前から並んでOKだったけど、やはり甘く見ていた。
列形成開始から2時間遅れで並んだけどとてつもなく長い。慣れている人からすればそりゃそうだかもしれないが想像以上に列が長い……建物半周くらいは並んだかもしれない。
後からお会いしたフォロワーさんに聞いたところ、しょっぱなから並んだ人でも3時間は待っていたとのこと。自分も入場できるまで同じくらいの時間がかかったので誰が並んでもそれだけ待たないといけない状態だったんだなぁと。
だけど幸いなことに覚悟していた程寒さはなく、ありとあらゆる防寒グッズを装備してきたので楽しく待つことができた。
入場ゲートの検査もしっかりしていて安心できるけど、参加者に対して警備員さんの人数が足りてなくて……9:1の割合だった。ほんとに皆さん朝早くからこんな途方もくれるような大人数の検査お疲れ様ですと心の中で声掛けしてた。スタッフさんも本当にお疲れ様……ありがとう…楽しませてもらいます。
入場ゲートをくぐり抜け、もらった学生証を手にいざ参戦。
入ってすぐ1番目にレオス博士が描いたBIGまめねこがお出迎え。Welcome……
各ライバーのメッセージやイラストやらそこかしこに書かれていて目が…目が足りない。
パネルやらとりあえず撮れるものは全部写真に収め、推しの出るステージ観覧席に入場。真ん中エリアのいい場所に入れたので始まるまで付近の巨大スクリーンを眺めながら待機。
3Dの姿でステージに登場の上、推しさん身長が高いのでおおよそ3mくらいのでっかい推しを生で見ることができて大満足……!!でっっかー!!
途中風船が大爆発する場面でダイナミックに舞台袖まで転がっていったところ、配信では見切れていたので笑ってしまった。結構アクロバティックだった。(開始位置指定再生)
その後は展示をメインで回り、お目当ての私服展示。
推しさんのコーデ、マネキンからオーラを感じる……!!モノトーンでシック、上質なコーディネートで思わず息を呑んでしまった……………いやカッコ良すぎるし似合うな……襟からのぞく蜘蛛のネックレスがまた素敵。
上質なコーデイネートの隣に置かれた壊れた機材は笑った。これも思い出の品だね……
その他にも自画像やステンドグラス、使用化粧品展示など盛りだくさんの展示でリアルに生きている人物であると感じる展示で良かったな……
ライブの衣装展示は人数が多いだけに見ごたえあったし、リスナーが各々書くフラッグも愛にあふれていて良かった…こういう直筆のものって勢いがあって見るの楽しい。私は書き損じが怖くて書くの断念してしまった、、次機会があればチャレンジしたい。
フードは案の定完売だったので、館内の飲食店でお昼を食べて散策再開するも、昼以降の人口密度が恐ろしいほどヤバく、酷いところだと身動きできないエリアもあったので、一旦ロビーの椅子に座り休憩。
ちょうどロビー隣のエリアがシンフォニアライブ会場でスタッフさんなどが出入りしている付近だったのか、ちょこちょこ生演奏や歌声が聞こえてきて楽しいのおすそ分けされた気分になった。
今回はフォトブースなるいわゆるプリクラみたいなものが設置され、好きなライバーさんと記念撮影ができるという最高の思い出サービスがあったのだが、撮影するには入場後に予約を入れないと利用できない為、入場後速攻で予約を入れなんとか撮影権をゲット。
指定の時間枠になったので、整理券番号を確認してもらい説明書を入念に読み待機。自分の前後にも多くのリスナーがいたので、「みんな誰と撮影するんだろうな……推しと記念撮影で並ぶオタクかわいいなー」とわくわくしながら列を進めていたらあっという間にブースの空きが出たので撮影ブースの隣で待機。
前の方が退出したので入れ替わりで入室。撮影したいライバーを選択しいざ撮影。10秒カウント。6カウントでマスク外し忘れに気づいたので外し、推しと同じポーズで撮影。とてもそんな後とは思えない程良い笑顔で撮れて満足。撮影された写真はプリントされ(結構大きいし綺麗!)、なんとデータでももらえるという親切設計。ありがとう……後生大事にする。宝物だ。
撮影時「推しの頭すごく高い位置にあるが……?これ位置ミスってるのか?」と思ったけど、ミスではなく恐らく普通にリアル頭身で撮影される為そりゃ高いところに頭があるわけだとなった(それはそう/推しの身長190cm)
当日撮影したとあるリスナーさんはグリーンバックの為、緑の服が抜かれてしまうという悲しくも優しいポストがあったおかげで自分もうっかり同じ過ちをしてしまいそうになったので、ポストしてくれた方ありがとう………この後きっといいことがあるよ……
撮影後、友達と写真を見せあい大満足とともにさっきまでの疲労が嘘のように全くなくなっていて笑った。あんなにしにそうになっていたのに。すごい。そんなことってあるんだ。
最後に各ライバーの直筆フラッグを見てAR撮影も楽しみイベント終了。人の流れがまるで大きな川……流れが恐ろしく早かった。
帰りは居酒屋で写真と思い出に浸りながら語り合い、ふわふわ気分で帰路につく。夢のような場所だった。フェス終わらないで……
3日目。予定していた行きたい場所へ行くことに。
チームラボプラネッツに行く予定がうっかり前売り券買うのを忘れてしまったので、別候補で考えていた東京ジョイポリスへ。非日常を忘れて遊びたかったのでやっぱり遊園地的なものは外せないなと。
以下遊んだところと感想。
Pirate's Plunder~ブラッディモーガンの宝~
案内してくれたお姉さんが「急に雰囲気変わるけど、引かないでね☆」ってノリノリで案内した後、登場人物に合わせて海外吹き替えチックに演じてくれるので始まった後お姉さんかっけぇって思いながら楽しんでたが、自分はよわよわエイムなので安定の最下位。
最後にお姉さんが「メリークリスマス!」って挨拶してくれた後に気づくそういえばクリスマスイブだわ……
トランスフォーマー・ヒューマンアライアンス スペシャル
どれか1つは絶叫系乗りたいねということでチョイス。
そういえばこれ360°回転するんだよな…とふと思ったところで映像に合わせて大回転したり急降下のモーションされたりしてその度に絶叫したり、急に無言になったりしながらもちゃんと敵と戦っていた。
ボタンは間違いなくちゃんと押していた。
妖屋敷 〜大江戸百鬼夜行奇譚〜
最初子供向けみたいだし(偏見だめ)、あまり怖がらずにほどよい怖さで楽しめそうと思いきや、侮ってはいけない。
案内人役のスタッフさんが男性の方でめちゃくちゃいい声にアトラクションの怪しげな雰囲気に合わせた素敵な言葉使いで案内してくれるのでもう入場待機からわっくわく。友達と「めちゃくちゃ声好きそう!」「めっちゃ◯◯◯◯みたいな声じゃない!?(某声優さん)」と二人してにこにこ。
上映直前の説明も没入感たっぷりで良かった……アトラクション本編もびっくりポイントや視る・聴く・体感など色んな刺激があって楽しかった!個人的にかなり大満足のアトラクションでまた機会あれば行きたいくらいお気に入りになってしまった。
進撃の巨人 THE ATTRACTION ~決断~
参加者は調査兵団の入団試験の為、志願兵として参加。
最初に「心臓を捧げよ」「ハッ!」の実際敬礼する場面があるんだけど、自分達が参加した回はお客さん全員が女性だったので、とてもかわいらしい「ハッ!」で面白かった。案内してくれる先輩キャストさんめちゃくちゃ褒めてくれる。楽しい。
キャストさん迫真の演技で緊張感が走ったのもよかった……
MURDER LODGE
3Dサウンドホラーで楽しめるとのことでどんな雰囲気か気になったので入ってみることに。
事前にスタッフさんが怖かったらヘッドホン外してもらって大丈夫ですよ~って案内してくれたので、気持ちちょっと楽になった。
一緒に参加した他のお客さんで男子学生のグループがいて、1人だけずっと恐怖に耐えつつ友達にしがみついていたので心のなかで「がんばれ…!頑張れ…!!」と念を送っていたが自分も少しビビっていた。
喉元に刃先をずっと突きつけられたような恐怖の時間だった………
アトラクションのスタッフさんみんな雰囲気たっぷりで案内して楽しませてくれるのでめちゃくちゃ楽しめた最高…!!楽しかった、また行きたい。
お昼も過ぎおやつの時間にさしかかってきたところで、国立新美術館へ移動。
一旦カフェで休憩し、『大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ』こちらの展示でゆっくり眺めたり、写真を撮ったり、物販でポスカ等を購入。
クリスマスなのでついでにイルミネーション見に行ったけどここは都会。人が多すぎて眺めるレベルではなかったので早々に退散。
最後に火鍋で温まり、温まったのに寒空の下イルミネーションと推しの撮影会を行い最終日は終了。
帰りは寄り道する予定が目的地にたどり着けず、結局空港へ移動し帰宅。
最後はバタバタしたけどとても充実した楽しい遠征だった!
遠征はいつもイベント参加で終わることがほとんどだったし、正直去年はこのイベントに参加する為だけに頑張ってきたので、メインのイベントだけじゃなく観光もしっかり楽しめていいリフレッシュになった。次も参加できるようにまたお仕事頑張ろう。