本屋さんでビビビときて買った本が大当たりだった、ウキウキだぜ!
まだ読み途中だけど感想をメモがてらに残します。
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クオリアがどこから来るか、という話を今読んでいる。クオリアってなんだ?と思って調べたら「感覚的体験に伴う独特で鮮明な質感」とのこと。具体的な例としては『赤色の周波数は4.41×1014[Hz]だけれど、私たちは「周波数を受け取った!」とは思わず、それを赤色だとして受け取る』ということらしい。
リンゴを見て「赤いな〜」と思ったり、焼きたてのパンの香りとかもクオリアらしい。たしかにこの共通感覚がどこから生まれてくるのかは謎だなと思った。
(これを研究してる人達の1人が、かの有名な茂木健一郎先生らしい。想像以上に凄い人だったんですね先生……)
さらに、なにか発生する時には必ずなにかの「材料」が必要だからこそ、クオリアがどこから発生してるのか分からんというのも面白かった。
無からものは作れない。子ヤギだって親ヤギが食べたものから作られてるし、料理だって材料があって初めて作られるもの。じゃあクオリアはどっから来てるんだ?
ここで面白いのが「脳からクオリアが生まれている」というのは「ランプ擦ったら魔人がでてきた」というのと同じレベルってところ!
そりゃ仕組みとしては脳の中でシナプスやら何やらがピカピカチカチカしてるんだろうけど、それはあくまで機能。
何が材料で、レシピで、クオリアは生まれているのか?面白すぎるよ〜!!!
っていうか、この本のメインって時間の話じゃなかったっけ。クオリアの話がたくさんだったな。
まだ読んでる途中だからここから時間の話になるのかも。楽しみ。