世界を蝕むもの

kyhi
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緩やかに穏やかに

日常を過ごしていたつもりでも

またパンデミックの波がやってきて

自分たちの生活を脅かす

自分たちは大丈夫だったとしても

自分たちの周りの人たちは

大丈夫じゃないから

行動を制限しないといけない

盆の予定はほぼ白紙になろうとしている


パンデミックに蝕まれてはいないであろう自分も

数年前に年間を通して

肺炎に苦しまされた

最初は喘息の症状が悪化したことがきっかけで

その後なかなか治らないので

何度も何度も検査して

息子を命の危険に晒したウイルスに

自らも苦しまされていたことを知る

治療法がそこまで難しくはないものだったので

特に後遺症など何もなく

今は日常を過ごせている

でもあの苦しみは

パンデミックに蝕まれた日常と似ていたから

自分もその苦しみがわからないわけではない

初めて命の危険を感じた瞬間だった


また世界はパンデミックという混沌に

包まれようとしている

テレビから流れる世界は

何事もない世界

祭典に歓喜し

涙する世界

コレは果たして正しい世界なのだろうか?

僕たちが過ごしている世界と

モニター越しに映る世界は

違う世界ではないのかと

思ってしまうこともある

身の回りの日常は

少しずつ軋んでいっているというのに

@iruca
日々のことやマインドを随筆にして残していってます。 podcastをやっています stand.fm/channels/65c586070a4a74f98fb66fc9