人との間に
壁を作る人は
自分はこんな人間だから
人に好かれないかもしれない
っていうコンプレックスの現れ
があるという心理テストの記事を見た
当たらずとも遠からずだが
僕の場合
お前らなんかに自分のことを理解されてたまるか
っていう
少し
喧嘩腰な形
その背景には
心を開いたところで
碌なことが無かったこと
に起因する
家族がいる今では
その部分は
ある程度コントロールしている
時折
芯の部分を
知られる怖さは
どこかに抱え込んだままで
ギリギリのところで
覗かれてはいけない
壁は未だに
存在する
やましいことなぞ
何もない
ただ
その壁の先には
自分ですら
否定したくなるくらいの
闇が
そこにある
僕は
こんな自分が嫌いである
そして
こんな自分が嫌いな人間を
他の人が
好きになるはずがない
だから
壁をつくる
そうすれば
誰も傷つかない
虚しいだけだと
わかっていても